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青梅マラソンでの五輪代表選手の走り

 2月18日に行われた第56回青梅マラソン(30キロ)に、共にマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)2位でパリ五輪マラソン代表切符を獲得した赤崎暁選手(九電工)と一山麻緒選手(資生堂)が出場。

 こちらも共に優勝は果たしたものの、パリ五輪へ向けての状態としては対照的な結果でした。

 まず男子の赤崎選手⤵

 このコースの日本人最高記録は、さかのぼること40年以上前の1981年に瀬古利彦さんがオープン参加で出した1時間29分32秒。

 昔とはいえ、僕の知る限りおそらく瀬古さんが最も強かった時の記録。

 赤崎選手は途中20キロ付近まではこの記録を大幅に上回るペースで通過していました。

 残念ながら後半は脇腹痛でペースダウンしたものの、ゴールは瀬古さんの記録にあと14秒と迫る1時間29分46秒。

 ペースダウンの原因がはっきりしていますし、ここまでは順調に来ているようです❢

 対する一山選手⤵

 こちらは先月の大阪国際女子マラソンで日本記録を樹立した前田穂南選手が2020年の青梅で出した日本記録(1時間38分35秒)に遠く及ばない1時間45分21秒。
 今の前田選手ならばさらに記録伸ばせるかも...

 上の記事にもありますが、レース後のコメントからはどうも故障を抱えている気がしてなりません。

 ましてや彼女は前回東京五輪8位という実績もある日本女子エース格。

 出来る限り早い時期に本来の走りを取り戻してもらうのとともに、残る選考レースとなる名古屋ウィメンズで前田選手の日本記録に果敢に挑む選手が複数出てきて欲しい気もします💪


 ちなみに、パリ五輪マラソンコースは箱根駅伝山登り並みの勾配、起伏とのこと。

 同じく高低差がある青梅はさながら

「仮想パリ」だったようです。


 近いうちに、30年以上前に僕が青梅マラソンに出場した当時の感想をアップします♪

 まぁ、「悲惨」だったのですがネ💦


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