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「走る哲学者」渾身の一冊❢(為末大)
2024年6月10日(月)夜
お疲れ様です🌜
よく陸上競技選手で
「走る哲学者」
とたとえられる人がいますが、日本人アスリートでこのたとえがピタリなのは間違いなくこの人でしょう...
為末大❢
彼の著書、
『熟達論――人はいつまでも学び、成長できる』
僕、Audible(オーディオブック)では基本、
「ダウンロードした順番」
で聴くようにしていますが、この著書はもう我慢できず、他の本をすっ飛ばして読んでしまいました💦⤵
以下のサイトは、著書の内容も含め詳しく載せてくれています⤵
僕は彼が高校生の時から注目していましたが、当時から400mでは高校トップクラス❣
ただ、何らかの理由で400mハードルへの挑戦を決意し、ほんの僅かな練習期間で、高3時の国体でいきなり高校新❢
その後法政大学へ進学するのですが、そこでは不調に悩まされるなどいい思いばかりではなかったそう。
まぁ僕の印象では、当時はかなりヤンチャな見た目でしたから🙏、色々葛藤があったのではないでしょうか(余談♪)❓
僕が本書の内容ですごく印象に残ったのが、法政大学出身の為末さんが教えを請うたのが、東海大学出身で、引退後は同校で指導する高野進さんであったという点❢
僕の中では、日本スプリント界のレジェンドは間違いなくダントツにこの高野、為末両名なので、
「やはりレジェンド同士、気脈が通じたのだろう❢」
と唸りました❣
高野さんのもとへ定期的に指導を受けに馳せ参じていたことが、為末選手の才能を開花させる導火線となりました✨
詳しくは本書をお読み願いたいですが、その時の高野さんの指導内容がその後の為末さんの代名詞、
「走る哲学者」
の素地を作り上げた大きな要因となったようです❢
本書は様々なジャンルの方に通じる内容ではありますが、私の希望としては是非是非
「現役アスリートとその指導層」
には必ず読んでもらいたく思います❣
今、マラソンや駅伝の世界を席巻する
「厚底シューズ」
ですが、ああいった
「突き抜けたツール・グッズ」
はどんなアスリートにも使い(履き)こなせるものではありません❢
元来のアスリートのタイプにもよりますし、またアスリートの成長段階にもよっても注意が必要です。
本書は為末氏自身の体験から、アスリート一人ひとりの段階に即した練習方法、気持ちの持ちよう、取捨選択などなどを的確にキャッチしていくメソッドを見つけ出すヒントを与えてくれるものと確信します💪
また、彼は自分が
「少しでも速く走りたい」
という理想を実現していく過程で、そのための探求自体に興味を持ち、それを様々な分野に応用していって会得したものが引退後に活かされているのであり、それは
「アスリートのセカンドライフ・第2幕」
にも示唆を与えるものです。
余談ですが、僕はあと2年(還暦)までは
「本書を自らのパフォーマンスアップ」
に活かしたいと、身の丈も考えず夢を見ています😅
貴方の貴重な1日の締めくくり時間にお読みくださり、感謝至極です✨