昔々の「日大アメフト全盛時」に遭遇したワンシーン(母校愛からアップ♪)
僕は日大文理学部出身で、キャンパスの目の前がアメフト部グラウンドという環境で過ごしていました。
同級生や先輩女性がアメフト部の彼氏と付き合ってるということは珍しくなく、仲間内でアメフト部の話をする時はあの通称「フェニックス(不死鳥)」で統一するのがお決まりなくらい、アメフト部はごく身近な存在でありました。
それだけに、あの「悪質タックル事件」以降おさまらない不祥事については本当に残念でありません。
「廃部」の報道に対する世間の反発は当然理解できます。
あの報道の直前に私は日大付属校のアメフト部員とたまたま話をする機会があり、
「出来ることならば日大でアメフトを続けて欲しい」
と懇願したくらいですから、廃部なんて考えもしていなかったのです。
ただ存続のためには、過去の「悪しき事実」がすべて総ざらいされており、今後さらにまた新たな事実が浮き彫りになるような事態が起きないことを願うのみです。
僕が日大に通っていたのはもう35年以上前のことになりますが、当時全盛を極めていた「日大フェニックス」の象徴的なシーンに出くわしたことがありました。
文理学部キャンパス内に体育館があり、その上階に一周160メートルの通称「ランニングバルコニー」がありました。
てか、多分今もあるのでしょうが...
当時の私は講義やサークル活動の合間を見ては、トレーニング室とそのランニングバルコニー、そして25メートルプールを使って身体を鍛えるのがお決まりのルーティンでした。
ランニングバルコニーでは最低30分走るのがごく当たり前で、同じ時間に走っている人を見かけてもごく数人といった感じだったのですが、ある時かの「フェニックス」の面々がぞろぞろとバルコニーに上がってきたのです。
当初は特に気にせずランニングを続けていたのですが、しばらくしたら目の前から僕とは逆走で猛ダッシュしてくる「フェニックス」のいかつい部員が❢
もちろんとっさに避けましたが相手の部員はどこ吹く風。
なんと共有スペースであるわずか一周160メートルのバルコニーでアメフト部がリレー競争を始めたのでした(*_*;
その「圧」の中ではとてもランニングを続けるのは不可能で、仕方なくその場を立ち去るしかありませんでした。
が、僕も当時は今以上に血の気が多かったので💦、もしぶつかってこられたら一悶着起こしていたことでしょう(✽ ゚д゚ ✽)
ハッキリ言って、当時から彼らは素行が良いとはとても言えませんでした。
日大は女子の距離スキーがめちゃくちゃ強いので、よく彼女らとトレーニング室とランニングバルコニーで遭遇することはありましたが、我々一般の学生に対してはキチンと気を使ってくれていましたから。
この私の経験で現在の日大アメフト部の有り様をすべて予見できたわけではもちろんありませんが、それでも世の中の全ての事象って、より早い段階でほころびを見つけていくことは可能であると確信できます。
それは今の僕自身についても肝に銘じたいところ。
自分では気づきにくい「ほころび」がないかを常に振り返りたいもの。
...少し考えてみると幾つかあるものです(苦笑)。
最後に
そういえば私が1年生の時の体育実技の先生はオリンピック金メダリストでしたが、その方からは初っ端のスポーツテスト(的なもの)で特別に目をかけてくださり(トレーニング室で「よぅ、(ソフトボールの)三振王❢」と呼び止められたり💦)、以降すごく懇意にしてもらっていました。
その先生からリップサービスだとしても、僕のスポーツの潜在能力を指摘してもらえたのはその後の人生の支えになりました❢
はい❢
日大には素晴らしい人材がわんさかいらっしゃいますし、「フェニックス」だってきっと同じだと思います
...「リアル不死鳥」でいきましょ💪