どこまでいっても分かり合えない

辻村深月さんの「嚙みあわない会話と、ある過去について」読了。

これは人間の怖さをひたひたと感じさせられるホラー、、、。
タイトル通り、会話の嚙み合わなさがゾクゾクと気持ち悪い。
(もちろん誉め言葉です)
自分も無意識のうちに、だれかを傷つけトラウマにさせているのかも、、
と冷や汗が出まくる短編集でした。
どの話もこの人達はこの先どう生きていくんだろうと
考えてしまいました。

暑い日が増えてきた、こんな季節におすすめの一冊です。

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