見出し画像

無料!あなたは『適正なリスク』を取れていますか?

剣道は『対人競技』であり相手との『読み合い』が非常に大切です。
極端な話をしますが、下記の文章をイメージしてみてください。

・『何ふり構わず打て!!!』
・『とにかく防御だ!!!』

この二人は『相手側』からの視点で考えると
・「めちゃめちゃ打ってくるやん!」
・「めっちゃ守ってるやん!」

と判断することができます。
しかし、剣道でこのどちらか一方の選手はいないですよね?
『攻撃』もしてくるし『防御』もしてくる。
そこで必要なのが『相手との攻防』です。

それが『読み合い』であって『駆け引き』の部分に繋がるわけですが、
『攻撃』にも『防御』にもどちらにも大きなリスクがあります。

・攻撃➡︎『応じ技を打たれる=負けてしまう』
・防御➡︎『打つことができない=勝つことができない』

上記の2種類のことを考えて『恐れて』いたらずっと勝つことができません。なので『適正なリスク』を取ることができているか?という観点で今回は解説していこうと思います。

皆さんは『難破船と3人の乗客』という『物語』を知っていますか?
これは『リスク』の考え方について詳しく解説されている『物語』なので剣道に置き換えて考えてみてください。

『難破船と3人の乗客』

今回の『難破船と3人の乗客』の話を読んでいく時に『自分ならどうするだろう?』と考えながら読み進めて頂ければなと思います!

①ある時、帆船(はんせん)=船が嵐に遭遇して難破(遭難)した
②流れ着いた無人島はたくさんのフルーツが実っている島でした
③帆船は、その島で修理をしてから出航する事になった
④乗客は3人乗っていました(Aさん・Bさん・Cさん)

Aさん:いつ修理が終わって船が出航するか分からないので「取り残されたら大変だ!」と考えて、船から降りる事なく、空腹だったが『船が出航する事の方が心配』で空腹を我慢する事にした。

Bさん:島に降りたけど、船が見える範囲内でフルーツを食べて、船の修理が終わる様子を見て船に戻った。満腹になることはできなかったけど、空腹を満たすことができて、栄養補給をすることができた。

Cさん:嵐にこれだけ酷く船が壊れている。そう考えて島の奥地まで入って、大量のフルーツを手に入れました。すでに船が見えないところまで来ていたけれど「まだ大丈夫だ」と考えてフルーツをとにかく食べることに専念しました。お腹が満たされたので船のあるところに戻ったら既に船は出航した後で取り残されてしまった。

船を降りなかったAさんは『栄養失調』『脱水症状』その後の航海に耐えれず、栄養失調で死んでしまった。
島に取り残されたCさんは無人島で脱出することができず、そのまま無人島で一生を終えた。

このような3人の『物語』ですが、皆さんはどの『タイプ』の人間でしたでしょうか?
私は『Bが良いに決まっている!』そう思った人が多いかもしれませんが、人間の多くの人は『Aさん』の『リスク・不安』を恐れて『行動』をしない人がほとんどなんです。

この『物語』は『何を伝えようとしていたか』について解説していこうと思います!

『難破船と3人の乗客』=『リスクコントロール』

この物語で伝えたいのは『リスクコントロール』について伝えようとしています。

リスクを取りすぎる=船から離れすぎると『取り残されるかもしれない』
リスクを取らなさすぎる=船に残って空腹を我慢すると『栄養失調』

つまり、先ほども説明したように剣道に戻ると
攻撃のみ➡︎『応じ技を打たれるかもしれない』
防御のみ➡︎『相手から攻撃されてばかりで、勝つことができない』

慎重になりすぎても『失敗』するし、大胆になりすぎても『失敗』する
この物事の『リスクコントロール』が難しい部分で、Bさんのように『適正なリスク』を取ることができているか!ということが非常に重要なことです。

剣道では『守ること』=『リスクの避け方』だけを学んでも負ける
『攻撃だけ』=『リスク』だけを学んでも負けてしまう。
この『適正なリスク』=『攻防』を学ぶことが非常に重要です。

私はこの『適正リスク』の取り方を学ぶことによって『攻撃』だけでなく『防御』の両方を学ぶ事ができました。


私は何度も何度も『失敗』=『敗北』を経験してきましたし、それを乗り越えるために『努力』し続けてきました。
だからこそ『試合において最大のリスクは何か。』ということを学ぶことができたし『ここだ!』と思った時に迷うことなく『技を出すことができる』ということを学びました。

最初は何回打っても当たらなかった技がだんだん『正確性』も向上していき『全国大会』という大舞台でも『捨て切った技』を出すことができています!

初めて『自転車』に乗った時のこと覚えていますか?
転ぶかもしれない、怪我をするかもしれない。➡︎このようなリスクを取ったからこそ自転車を乗ることができるようになっていますよね。
これは、新しいことをするときはどんな時にもリスクがついてきます。
しかし、自転車に乗る時も『ヘルメットを被る』『膝当て肘当てをつける』『車が来ない場所で練習する』『最初はストライダー歩くような動作から練習する』とか適正なリスクコントロールをすることができます。

私も子供を育てていて、いつも『抱っこ』『おんぶ』で甘やかせるのではなく、危ないものを近くに置かず『興味』があるものにはどんどん触れさせていくというリスクコントロールを意識しています。
ちなみにストライダーはこんな自転車です。
歩くような動作から自転車の感覚を身につけることができるので子供にはおすすめですよ笑

それが何に関係があるのかというと『適正なリスクを取ることができたBさん』と全く同じことを言うことができます。

リスクコントロールが『剣道』にどんな効果があるのか?

「こんな話が『剣道』に何が関係あるの!?」そんな風に思うかもしれませんが、とても重要な考え方です。
『攻撃こそが最大の攻撃だ!』と指導する先生もいらっしゃいます。
『防御を固めて相手が来る瞬間だけ狙え!』と指導する先生もいらっしゃいます。

私は高校の米田監督から
『個人戦だったら、ずっと相手が来る瞬間だけ狙っていて、防御を固めとけばいいよ。だって、延長戦がずっとあるからな。何時間でも戦って、相手が無理するところを狙えばいい。でも団体戦は4分間という時間制限の中で戦わなければならないんだ!』

つまり何を言ってるのかというと
・時間制限内で勝つことができる『攻撃力』も必要
・時間制限内に負けてはいけない『防御力』も必要

この2つの事を同時に行う必要がある
だから『リスクコントロール』が必要だと言っています。

『九州学院』は勝ち続ける『考え方』=『リスクコントロール』の方法を教えているから勝つことができると言えるわけです。
勿論、『考え方』だけを学んだら勝てるのか?と言われるとそうではありません。

『努力』も必要だし『強くなるための考え方』も必要です。
なんで『努力』ができるのか?という部分は『成功できる人』『できない人』のたった1つの違いの記事で詳しく解説しているので確認してみてください。その差を埋める方法も解説しているので『必須な考え方』です。


色々な「考え方」を指導してくれる先生がいますが『この先生本当に大丈夫なのかな?』と自分で疑問に思って、なんか言ってること嘘くさいなと感じたら、違う『考え方』を学べば良いんです。
そう言った、『適正なリスク管理』というのは自分でやらなくてはいけません。

・親がここに行けというから進学した
・ここの道場しかないからこの先生の言うことしか聞かない
・自分は努力ができない人間だから

そんなことは全く関係がないんです。
現在はあらゆるところから『貴重な情報』を入手することができる時代です。
例えば、私の『思考法』や『考え方』を学びたければ『コミュニティ』に参加すれば学ぶことができます。
8段の先生の考え方を学びたければ『剣道イノベーション』といったオンラインスクールもありますよね。

何が『自分にとって1番成長する考え方』を学ぶことができているか。
と言うことを自分自身で考えて『行動』するしかありません。
環境に変化をつけたいならその想いを『親』に伝えてみてください。
そして『親』は子供の成長に目を向けてあげてください。

本当に困った時、追い込まれてしまった時、そんな時に助けてくれるのが『みんなの力』です。
なので、私は『1人の考え方』に囚われるのではなく、色々な人が集まって『みんなで情報共有』をすることができる『コミュニティ』を創設したわけです。

コミュニティに少しでも参加してみたいと感じた人は下記のリンクの『サークル』に参加していただけると、掲示板のトップから『コミュニティ』に参加することができるので、興味がある人はチェックしてみてください。

参加方法で分からない部分があったら、インスタグラムのDMで質問していただけると回答しますので気軽に聞いてみてください。
剣道に関する質問は皆さんで情報共有をしたいので『コミュニティ』で質問していただきますようお願いいたします!

話を戻しますが、リスクを取らないことが大切なのではなく『適正なリスク』を取ることが重要です。
皆さんにとって適正なリスクが何かをしっかりと見極めてください。
そして、皆さんには様々な視点を持ってほしいです。

例えば『物語』に戻りますが
Dさん:船の船長に交渉をしてみる。
➡︎私が皆さんのフルーツを持って帰ってきます。なので、私が戻らない時は出航を待っていていただけるでしょうか?
そしたら、船長や他のみんなも満足させることができるし『自分も満足できるまで食べることができる。』

これも『適正なリスク』の取り方と言えることができると思います。
これを読んだ人は『Aさん、Bさん、Cさん』の3人の考え方でしか考えていなかったと思います。
しかしDさんの話を読んで『確かに。。。。』と思いませんでしたか?
『人間』多くの人が『先入観』に惑わされているんです。
では下の写真をみてください。

知っている人もいるかもしれませんが、
お題:『この線を一筆書きで9個の点を直線4本で結んでください』

画像1


いかがだったでしょうか?
『多くの人が5本の線で結ぶことしかできない』と考えたのではないでしょうか?
これは人間の『脳内』で『思い込み』を作り出して『9個の正方形』でしか物事を考えてはいけないと『先入観』に晒されているからです。

では実際の回答を見ていきましょう。

画像2

ええ!「はみ出して良いかい!」
別にそんな『正方形』からはみ出ては行けないとは言われてないはずです。

しかし『勝手な思い込み』によって『勝つ方法』があるのにその「解決策」を見出すことができません。

そう言った『固定概念』を捨ててほしいので、私一人の考えで指導する『コミュニティ』ではなく『みんなで解決できる』コミュニティを創設しました!

今まで『この選手のようになりたい!』というように『1つの考え方』に囚われることなく『多様な視点』で人間的に大きく成長してほしいと思います!
皆さんの『協力』もあって成り立っているコミュニティなので本当に『感謝』しております!

他の無料記事も載せておくのでお時間が許される方は1度目を通してみてください!

この記事を読んで少しでも「良いな!」と思ったら『サポート』や『スキ💖』この記事をSNSで『シェア』していたただけると、さらなる品質向上やクオリティアップ、モチベーションの向上にも繋がりますのでよろしくお願いいたします!


いいなと思ったら応援しよう!