伝えない!イメージで真似をして可能性を引き出す
どうもプロの剣道家として剣道世界普及をしている、梶谷彪雅です。剣道YouTube発信をしたり、講演会を行ったり、剣道指導をしております。
▼正しい握り構えができる!『矯正型竹刀』▼
本日は最近読んだ本の紹介をさせていただきます。『インナーゲーム』という本で、まだ最初の2章ぐらいまでしか読み終わってませんが、その中でも興味深い部分がありましたので一部お伝えしていきます。
説明するより上手くなる指導法!まだまだ説明しすぎている…
まず「インナーゲーム」という本はもともとスポーツテニスの本みたいで、そこから他のスポーツに万能的に使えるようにした本になっていると思います。
すごくいいな、と思ったのが「全てを教えすぎない」ということが書かれています。例えば、僕も講演会でやってしまうんですけれども、足の使い方や素振りの仕方を「こういう風にした方がいいんじゃないですか?」というのを時間がなくなればなくなるほど教えがちになってきてしまいます。
基本的に私の考え方は「皆さんで考えて自ら、こういう風にした方がいいんじゃないか」ということをお伝えしていますが、まだまだこの本を読むと「教えすぎだな。」と感じてしまいました。
初心者の方にテニスを教える時に打ち方を教えてしまう。
・「足はこうして、握り方をこうして、こういう風にして打つんだよ、じゃあやってみてください 。」
・「僕が10回テニスのボールをサーブを打ちます。その動きをよく観察した後にサーブを打ってみてください。」
この2種類の方法で初心者さんに教えていきます。
皆さんはどっちをやってますか?
指導するときに「すり足をしてみてください。素振りをしてみてください。」という時に「竹刀の握り方はこうだ!すり足の仕方はこうだ!」と教えていませんか?
この本で言っているのは10回サーブを見せた後に「同じように真似をしてくれ」と言った時の方が「結果的に完璧なスイングができた」ということでした。細かく教えるよりも10回見せてから真似してもらった方がほぼほぼ完璧なスイングができたそうです。
ただ1点だけ足が1歩も動いてなかったから「足を動かすのを忘れてない?」と聞くと、「あ…そうだった」と言って、自分で見たままのイメージを「こういうことを意識してやろう」ということを実行できていたそうです。
押し付ける「指導」は子どもの可能性を最大化できていない!
少し似たような話を最近聞いて、インドで凄く貧しい国の地域があり、そこで「お金をください」と物乞いをする人たちがいるとよくいます。そこでは普通の人(四肢ある人)よりも手や足がない人の方が同情が集まってお金が集まるそうです。
その時に「大人はお金を集めるために小さい頃から手や足を切断してしまう」ということを聞きまして、その時点で子ども、小さい子の可能性を潰してしまってる状態です。普通に考えれば当たり前に判断できそうですが、その地域の大人が子どもの可能性を潰してしまってる。
そうではありますが、向こうでは食べていくことに必死なわけで、「どうやって稼ぐか」となった時に「四肢が少ない方がお金が集まる」という固定概念になってしまっている状態です。
これは指導も似ていて「こうしないといけない!ああしないといけない!」という固定概念を押しつけてきてしまうと、その人の可能性を全て無駄にしている、潰してしまっているような感じになってしまいます。
それと同じで可能性を引き出すためには全部が全部教えるのではなくて「どうすれば本人の可能性を引き出してあげれるか」そういったことも大切になってくると思います。全くイコールではありませんが、似たようなことがあるなっていうことでした。
この本を読み進めていくとメンタル面的な部分も含まれていて、すごく面白いなと思っているところでございます。
僕は頭があまりよくないので、1回読んだだけではなかなかインプットできないので、1回全て読み終わった後は付箋を貼ったり、折り込み入れたり、書き込みしたり、僕はいつもしながら読んでいます。
まだ最初の最初しか読めていないので、また「これいいな!」という考え方がありましたら共有させていただきたいなと思います。
「いや梶谷より先に読んで自分のものにしたいよ」という人はインナーゲームのURLを載せておきますので是非興味がある人は覗いてみていただけると幸いです。結構読みやすい本なので読み進めてみていただけるといいと思います。
最後にお知らせです。
右手小判型の竹刀、彪雅シリーズこちら「今どこで購入できるんですか?」という声がInstagramの方でたくさんDMを届いております。こちらは現在ベースというショップページの方で販売しております。
※サイズは以下の通りになっています。
・彪雅2,彪雅煉獄,彪雅0 ⇨30(サブゼロ)〜39まで
・彪雅,彪雅3,彪雅final2 ⇨37〜39まで
・彪雅phantom,彪雅final,彪雅轟,彪雅円舞 ⇨39のみ
どういう特徴かはショップの方にお問い合わせてみることもできます。
人気なのは「彪雅2」「彪雅煉獄」で色味が変わった竹刀となっております。是非興味のある方はURLから覗いてみてください。
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本日も皆様にとって最高の1日になりますように!じゃあまたね!