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優勝!試合後に学んだ2つの事

このnote投稿は2023年6月12日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

どうも剣道世界普及を目指す、剣道家の梶谷彪雅です。剣道YouTube発信をしたり、講演会を行ったり、剣道指導をしております。

本日のテーマは「昨日の大会から学ぶこと」というテーマでお話ししていきます。

▼強制的に正しい握りができる『上達型竹刀』▼

昨日の大会から学んだこと、結論から言いますと、「チーム力はすごく大切」「ポジションごとの役割 」この2つポイントの重要性について理解することが非常に大切というようなことをお話しさせていただきます。

今回は7人制の大会でした。
・先鋒から三将までが40歳以下
・副将、大将が40歳以上

このようなチーム構成となっており、大学の同期後輩(3人)、僕の弟、副将の山口さん(竹刀職人の方)、大将は鹿児島で働いてる方のミックスチームで試合に出させていただきました。

今回の大会主催の福永さんから「鹿児島の地区大会があるから、是非鹿児島の剣道界を盛り上げて欲しい!」ということで招待いただきました。

鹿児島全体的に予選から他のチームがかなり強いなと思いました。例えば国士館から卒業した選手や国際武道大学卒の選手がいたりと、強い選手たちが集まってて、優勝は厳しいかもしれないなっていうように思ってました。

 剣道を卒業してから全くと言っていいほどやってない同期が(3年間ぐらい剣道から離れていた二川選手)チームにいて、大学時代に政治経済科学部で一緒に毎日を過ごした人たちで、予選は先鋒の吉村選手が(ホープハウスで働いる)勝ってきて、次鋒二川選手があっさり負けてしまう形でした。

大丈夫!?っていうぐらい太っていて全然動けてなくて面白かったです。笑
多分YouTubeで出るので楽しみにしておいてください。
しかし後半にかけて、どんどんチームの調子が上がってきていました。

やっぱりチームワークは大切!

予選は2戦2敗していた二川選手。
先鋒吉村選手が勝って、次鋒二川選手が負けて、ここから5人制がスタートというところから、準決勝は先鋒次鋒引き分けで、最後の方は体力がなくなっていましたが、8段戦みたいになっていて「全然動けてないけど相手が来るところだけ打てる」みたいな感じになっていました。だからこそ、いい感じの試合だったなと思います。

そして決勝戦の二川選手「1本取られた後に2本取り返す」という奇跡が起きたり、その時点でチームの勝ちを確信できるチームワークだったと思っております。

そんなこんなでチームワークはすごい大切だなっていうところを感じました。やはり負ける事はチームとして苦しいです。なので負けないチームを作るということが一番最初に大切なことだと思います。

その中で、僕の弟や明治の後輩君は、すごく攻撃力もあって後輩くんは全勝です。そういった攻撃力もあって負けないチーム作りができると最高かなと思います。

ポジションごとに与えられた役割についての重要性

僕は三将でした。決勝戦は自分の前2人が勝ってきてくれて、2対0で勝っている状態で回ってきました。その時に副将大将は40歳以上の中でかなり強い方々だったので「絶対に負けないだろうな。」っていう確信がありました。

僕が引き分ければ、このチームは勝ちだっていう状況で、僕が取りに行って1本取れば、その時点でチームの勝ちが確定しますが、取りに行くことは大きなリスクを伴ってしまいます。

本気で打つとその分隙ができてしまいます。できるだけリスクの少ない応じ技を狙ってたり、相手が来る瞬間の相面を狙ってたり、タイミングを作っておりました。

結果的に引き分けになって、相手がもし 「ここで梶谷は取っとかないと副将大将に回したら結構やばいかもしれない」ということに感づかれて取りに来てたら逆に僕が1本取れたかもしれません。

個人戦のように自分のスタイルを貫いてくれたので、1本にすることができませんでしたが、リスク低く安定した引き分けを狙うことができチームが優勝する確率を上げれたのではないかと思います。

何が言いたいか、と言うと5人制の大会でもそうですが、例えば前二つが勝ってきて、中堅戦で「ここで僕が勝負を決めれば勝ちだ」とい場面で、どんどん取りに行って逆に取られてしまった場合チームの流れが一気に悪くなります

なので応じ技、リスクの低い出小手とか、捌いたり、徹底するだけでかなりチームの勝率っていうのは上がっていくと思います。

「引き分けを狙うことによって相手が焦ってきて応じ技も狙える、結果勝ちを掴み取る」といったイメージです。ポジションごとの役割をしっかり理解して戦うことが非常に大切だと思います。

本日のテーマは「試合後に学ぶこと」についてお話しさせていただきました。

新しく「彪雅ファイナル2」が誕生しました!

Instagramで「今、右手小判型彪雅シリーズは販売してないんですか?」と質問が多いですが、旧彪雅シリーズを一番最初に作ってくれた職人さんが個人的にベースショップの方で製作していただいております。30(サブゼロ)〜39まで取り扱っています。

竹刀職人の山口さんはバランスを良く作るのが、めちゃくちゃ上手いです!元々は一番最初の彪雅シリーズを作ってくれた開発者で個人でやってくれてる方で、バランスを良く作るのがマジでうまい!是非1回は使ってみて欲しいです。

僕は山口さんが作ってくれた竹刀以外は、もう振れないです。それくらい軽くて全体的にバランスの良い竹刀となっております。

基本的に普通の防具屋さんは、まず「見た目の綺麗さ」というところから作っていきます。確かに見た目は綺麗だけど、ちょっとバランスが良くない、ということがありますが、山口さんは、まず「バランスの良い竹刀を作る」ところから始まるそうです。

「あ、ここが重いからもう少しここを削ったら軽くなるな」といった具合で1本1本振りながらバランス調整してくださっております。是非興味がある人は覗いてみてください。

 昨日「彪雅ファイナル2」というのが作成され、これがめちゃ面白い竹刀となっています。「パスタとラーメン二郎を2つ同時に食べる」ぐらいお腹いっぱいになるような竹刀がありまして、左手が八角型右手が小判型竹刀となっています。

山口さんは、ちょっと面白い方で言われたのが「左手が八角型、右手が小判型を理解するのにまず2年ぐらいかかるよ」と言われました。笑

39(サブク)の竹刀でも、高校生が振っても軽いと思うような竹刀でした。これは発想もアイデアも面白いですが、作成に1時間かかるって言ってました…

この八角の部分と小判型の部分を上手くミックスさせるのがすごく難しいそうで、1時間かけて作成しますが、「彪雅ファイナル」より安くなっております。

39だと7,300円で、高校生の38だと、もう少し安い金額で販売してくれております。これは本当に1度は手に取ってみて欲しいと思います!
▼彪雅シリーズ竹刀ショップ ベースはこちら▼

宣伝が長くなり申し訳ございません。
今から片道6時間頑張って帰ります。家族もいるので節約していきます…
本日も皆様にとって最高の1日になりますように!じゃまたね!

▼剣道世界普及を目指す【梶谷彪雅-KENDO-】Youtubeチャンネル▼

▼梶谷彪雅の最新の音声を毎日聞きたい人はこちら▼

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