
思考は2×2でマトリックスで整理する
「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。
今日のテーマは「2×2のマトリックス」ですが、分析プロジェクトのアウトプットだけではなく、様々な場面で2×2のマトリックスで整理することがあります。
ボストンコンサルティンググループのプロダクトポートフォリオマトリックスも2×2のマトリックスですし、

SWOT分析(以下はクロスSWOT、出所「SWOT分析とは何か?」)も2×2のマトリックスです。

2×2のマトリックスで整理するということで、縦軸・横軸の2つの軸のみを選択して、何かしらの事業を整理することになるので、網羅性があるのか?と心配になりますが、網羅性というよりも数ある軸の中から重要かつ示唆や提案・提言につながる軸を2つのみに絞り込むことで、より示唆や提案・提言を分かりやすく提示できると考えています。
上記のような戦略論やコンサルティングファームのフレームワークは定番ですが、私がこれまでにセミナー・講演やSNSで使ってきた2×2のマトリックスとしては以下のようなものがあります。
特許調査・分析の費用は、会社ごとに値段が大きく違う
— 野崎篤志 - 知財情報コンサルタント®/知財情報を組織の力に® (@e_patent) September 30, 2020
2×2のマトリックスで、「第1象限=良い×高い」または「第3象限=悪い×安い」 が一般的
最高なのは「第4象限=良い×安い」、最悪なのは「第2象限=悪い×高い」
イーパテントが目指しているのは第1象限 pic.twitter.com/i9erIHJm1V
年収上げたい場合は
— 野崎篤志 - 知財情報コンサルタント®/知財情報を組織の力に® (@e_patent) May 1, 2022
ケイパビリティ:仕事ができる/できない
ポジショニング:給与が高い/低い
の2軸で考えた方が良いと考えます
いくら仕事ができてもポジショニングを誤ると稼げませんが、能力が低くても、ポジショニングがよければ稼げます
ポジショニングは強く意識した方が良いです pic.twitter.com/23v295S8jF
Twitterにおけるツイートのタイプは以下の4象限に分けられるかと思います
— 野崎篤志 - 知財情報コンサルタント®/知財情報を組織の力に® (@e_patent) November 15, 2020
フォロワー数が増える/増やしたいのであれば、第1象限の「他者にとって有益」なツイートを増やした方が良い
ただ、Twitterのツイートを自らの備忘録として使うこと(=自分にとって有益)や、つづく pic.twitter.com/jUWgmlorQv
あまり面白くないマトリックスになりました・・・ pic.twitter.com/CagknSfopi
— 野崎篤志-ラーメン・貝類・鉄道好きな知財系YouTuber (@conductor_hvk) July 16, 2021
分析関連のアウトプットとして実際のプロジェクトでも用いているのは以下のようなバブルチャートが多いです。
独自VBAマクロを用いた特許レイティング・スコアリングについて無料配布資料を作成しました
— 野崎篤志 - 知財情報コンサルタント®/知財情報を組織の力に® (@e_patent) May 6, 2021
事例として
①ファナック
②機械学習を用いたロボット技術
を用いています
ご希望の方がいればDMで、送信先のメールアドレスを連絡ください pic.twitter.com/uyZ1C8Gzd7
なお、2×2のマトリックスについて我流で作ってきたのですが、
ちょっと前にこちらの本を読んで2×2のマトリックス(この本では2軸思考と呼んでいます)についていろいろと勉強させていただきました。よろしければ読んでみてください。
みなさんもぜひ2×2のマトリックスで思考を整理してみてはいかがでしょうか?慣れると日々の仕事にも活用できると思います。
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