特許と特許以外の情報を組み合わせて分析する(マクロ分析編その1)
「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。
今回は特許と特許以外の情報を組み合わせて分析するためのテクニックについて解説していきます。
特許以外の情報を非特許情報や非知財情報という方がいますが、私は好きではないので”特許以外の情報”や”知財以外の情報”と表現するようにしています。詳細は過去のnote記事「非知財情報・非特許情報という表現やめませんか?」をご参照ください。
特許以外の情報といえば、すぐに思いつくのがマーケット情報や企業の財務情報です。IPランドスケープが定義されている知財人材スキル標準(version2.0)でも以下のように
「知財情報と市場情報を統合した自社分析、競合分析、市場分析」とありますが、市場情報・マーケット情報以外の情報と特許情報を組み合わせた分析について取り上げたいと思います。
1. 組み合わせる特許以外の情報
まず、特許情報と組み合わせる市場情報・マーケット情報以外の種類について確認していきましょう。
主なものとしては、
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