もう一つのニュース: 「「本名や住所バラされ人生ズタズタに」風俗業界の女性たち苦しめるネット掲示板の「さらし行為」」
今回は「「本名や住所バラされ人生ズタズタに」風俗業界の女性たち苦しめるネット掲示板の「さらし行為」」について見ていきましょう。
弁護士ドットコムニュース: 2024年6月29日
「「本名や住所バラされ人生ズタズタに」風俗業界の女性たち苦しめるネット掲示板の「さらし行為」」
「非日常の空間が提供される性風俗店。そこで働く女性従業員は、ネット掲示板やSNSにプライベートの情報や本名などをさらされるリスク」
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「客によってネット掲示板に個人情報をさらされただけでなく、自宅や親族の家に写真を送りつけられて引越しを余儀なくされ、仕事も失うなど、精神的・経済的に大きな被害を受けた」
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「十数年前、風俗店で働いていたころ、ネット掲示板「爆サイ」に源氏名(げんじな)とともに本名や住所が書き込まれているのを見つけた」
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「情報はまたたく間に他の客にも伝わり、見知らぬ人たちが篠崎さんの自宅を訪れるようになった。被害はそれにとどまらず、接客中にオプションで撮影された写真まで、自宅や離婚した元夫宅に送付されてしまったという」
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「元夫から養育費を受け取れなかった篠崎さんは、仕事にも行けなくなり、生活にも苦しむように」
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「"犯人"の目星はすぐについた。写真は客の男性がオプションで撮影したものだったからだ。この男性は、篠崎さんを店外でつけ回すなどの問題行動があり、店を通じて「NG客」とされて反発していた。書き込みが始まったのはその直後」
こういうやつもいるのも世の中、困ったものです。
基本、変態。
「警察に被害を相談し続けた篠崎さんだったが、なかなか取り合ってもらえなかった。1カ月後に世間で話題になった「ストーカー殺人事件」が発生して、ようやく警察は男性に警告を与えた」
この手の話には、警察は相当鈍いです。
弁護士に相談したほうがましかも?
「封筒や印刷物に男性の指紋が付いていたことから、男性は自分の犯行を認めました」
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「風俗・性風俗業界で働く人たちが個人情報をさらされた場合、どのような対応ができるだろうか?」
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「X、インスタグラムなどのSNSや、爆サイ、5ちゃんねる、ホスラブなどのネット掲示板であれば、運営の削除フォームから要請できますが、削除には時間がかかります。同じような投稿が繰り返されるとキリがありません」
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「こうした個人情報のさらし行為は、その内容が個人の名誉を毀損したり、侮辱するようなものであれば...名誉毀損罪や侮辱罪に該当しますし、脅すような内容であれば脅迫罪にも該当します。また、いわゆるネットストーカーとしてストーカー規制法違反にも問われることもある犯罪行為」
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「裁判手続きによる投稿の削除とともに、発信者情報開示の裁判手続きによって匿名の投稿者を特定して、慰謝料の支払いや投稿させないことの約束を求めていきます」
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「インターネットやSNS上での「さらし行為」の実態について、弁護士ドットコムの一般会員を対象にアンケートを実施(実施期間:5月22日〜5月28日、有効回答数717人)。5.2%(37人)が「さらし行為をした経験がある」と回答。19.1%(137人)が「さらし行為の被害にあったことがある」と回答」
風俗で働くのも、そこそこの覚悟が必要ですね。
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