綺麗に着るフランネルシャツ
ネルシャツといえば、古着屋で買うものというイメージが強い方も少なくないと思います。
色柄も自分らしいものが選べ、着古したシワ感やアセ感を楽しめるのがネルシャツの良さでもあります。
わたしにとってのネルシャツといえば、販売員として最初に店頭に立った時の棚を埋め尽くしていたFIVE BROTHERS。これぞアメリカというストレートなチェック柄と肉厚感がとても印象的でした。
更にさかのぼると映画「E.T」のエリオットが着ていたプリントネル、ちょうど同じ年ごろであったのと映画自体のインパクトの大きさもその要因かもしれません。
兎にも角にもネルシャツは70-80年代のアメリカンカジュアルを象徴するアイテムの一つでした。
時代は移り、近頃ではサイズ感も変わり、ネルシャツ自体のポジションも大きく変わりました。
この秋、20th century fixシャツシリーズからコットンネル素材をリリースしました。
ただ、あくまでも綺麗に着てほしいのです。
ネルシャツの雰囲気は残しつつ、新しい着心地、質感を是非感じていただきたい。
またチェックの柄もなんとも表現できない良い柄の出方をしているので、そちらも直接ご覧いただけたら嬉しいです。
お洗濯もネットに入れて、スチームアイロンをかけて・・そんなネルシャツ、いや、あえてフランネルシャツと呼びたい。
みなさんが昔に袖を通していたそれとは全くの別物と感じ取って頂けるのではないでしょうか。
色合いのイメージは鹿狩りをするマイケルとニックのあのイメージです。
ストーリーだけは相変わらずの男臭いままですね…