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なぜ一部分のフォームをいじるだけではだめなのか。要素分解と意味付け・位置づけの重要性について
日々の参考として、YoutubeやSNSでのビリヤードのパフォーマンス改善のコーチング系コンテンツをよく見るが、あくまで自分が見聞きしたものに関してではあるが、改善に際して独立した単一のもしくはあっても2、3の要素のみを考慮しているものが多いように感じる。
日々のビジネスの影響もあり、何かの課題解決や分析の際、MECEでメタ的な構造をまず可視化してみることがだいぶ癖になっているが、ことビリヤードの課題解決に対してもこういったアプローチも有効であるとは思う。
まず課題と目的を明確にする
並列軸、時間軸など複数の軸を縦横におく
関わる要素を漏れなく重なりなく分解する
2の上に、3の要素をプロットしていく
1と4とを関係性を見てつなぎ合わせていく
各要素の下部要素を書き足していく
雲で各要素を囲んで面積などを可視化し、重要度のあたりをつけていく
自分の場合、1に該当する最重要で根源的なテーマはいつも「狙った座標に意図した回転量と速さで手球を運ぶために必要な事」である。そういったテーマに対して一次元目の要素は「インプット」「ファンクション」「アウトプット」それが定義だ。2次元目以降はいろいろ変わったりブラッシュアップされたりすることはある。
ここまでが前提で、今回のテーマ「なぜ一部分のフォームをいじるだけではだめなのか」であるが、賢明な方はもうお分かりだと思うが、メタ的な俯瞰視点と、関係性の理解が一番重要だと思うからだ。
課題は多くの場合、目に見えやすい、手に取りやすい、言語化しやすい各要素にあるのではなく、関係性やコネクション、それらのノイズにある場合が多い。
全てはアナログに連動している。目のインプット、脳の処理、さまざまな筋肉や骨を使ったアウトプット。どれか一つの見えやすいものをいじるのではなく、関係性に着目する必要がある。