短時間のプレゼンテーションで相手を動かす
本日は投資家から出資を得るための起業家のピッチや、経営層から事業のGoサインをもらうための基本的なプレゼンテーションのストーリーについて語らせていただきます。
結論、目的を見失ったピッチはオーディエンスを退屈にさせてしまうということです。
プレゼンテーションの目的は何か
プレゼンテーション、ピッチの目的は何かと聞かれ、それは当然投資を得ることでしょとお考えかもしれないです。もう少しブレイクダウンしませんか。
一回のピッチで投資が決まることはドラマの世界です。
会社人も同じことが言えると思います。
1回目、2回目それぞれで相手に伝えるべき内容や、順番は違うと思うんですよね。
ただ私たちは何故か毎回な同じようなストーリーラインで伝えてしまいます。(私だけ???)
つまり、相手にどのように動いてほしいか、次に何をしてほしいか次第で内容は変わるので一概には言い難いですね。
ピッチの理解度が深くなるほど見る観点が増える
皆様の事業アイディアの理解が深くなるほど、決裁者(オーディエンス)は色々聞いてみたくなると思います。
そのため、回数を重ねることためにまずは一番初めのハードルを越えたいですよね。
1回目で事業のピッチとしてオーディエンスの聞きたいことは、「何故その事業をやるのか」「何故あなたがやるのか」「何故今なのか」「(企業であれば)何故自社がやるのか」というポイントしか目が向いていないと思います。
というよりこれ以上は脳が処理しきれないためです。
そのため、このポイントを抑えられずに別の論点をピッチに盛り込むと時間が足りず相手の理解が及ばないまま見送りになってしまう可能性が高いです。
プレゼンの基本構成はどうしたら?
基本構成は案は以下の通りです。5分くらいのピッチを想定しています。
自分は何者なのか/キャリア
VISON /MISSON /VALUE(大企業の担当者であれば中期経営計画から逆引きしたもの)
顧客課題/顧客像
提供価値
解決手法/解決方針
次どうしたいのか
(おまけ)プロダクトのトラクションやユーザーからのフィードバック
(おまけ)TAM/SAM /SOM
(おまけ)競合優位性
(おまけ)成長ロードマップ
※おまけは質疑で発生することが多いので最低限スライドの後ろの方に用意しておくとQAの時間で議論ができるでしょう。
その他気を付けておきたいポイント
プレゼンテーションの時間を必ず守る。5分なら4分40秒で終わる内容にする。
目的について主催者側と目線合わせをする。事前にどのような会か、自分の目的と合っているか絶対確認する。
資料を綺麗に作る。時間がなくても手を抜かない。忙しいとやってしまいますが、手を抜くとバレます。
Macの人は当日のファイルの投影方法を気にすべし。端子や投影環境が意図したものと異なることがあるので相談しましょう。
場慣れをするために、同じ話を違う人に何回もする。暗唱レベルで話せるように訓練をしておきましょう。
以上です。
また明日も更新頑張ります〜