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好きなこと #02
こういうテーマ(主観的)で書こうと思うと、
一個目は一番に心に来た事を書くだけで比較的簡単に決まるが、
二個目は、今後の方向性が決まってくる気がして、妙に慎重になってしまう。
と、心のストッパーに気付きまして、
先回りしますが、今後の方向性などありません。思いつきでいきます。
ということで好きなことの二個目
それは、「等間隔整列」です。
恐らく造語なのですが、この一言に頷く人は、きっとわたしと同じ癖がありますね。
等間隔で規則正しく並んだものをみると、それに目線を沿わせてすーーっと流す。どうでしょうか。
例えば・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1711553400606-QRMtfvUhiV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1711553274403-lzMpLcGrQO.jpg?width=1200)
特に、横線より、縦や奥に目線が動く並びの方が好きです。
これに気づいたのは小学生の頃。
父は車の運転が得意で、トヨタグランビア(8人乗りの大きい車)に家族をのせ、冬には寝ずに走ってスキー場に行く、という恒例行事がありました。
夜中、国道や高速道路を走るとき、後ろで座席をフルフラットに倒し寝る体制の私。その目に入るのは、窓の外の道路照明灯だけでした。
時折起き上がりさえして、延々に続くそのオレンジの光の玉を一番手前から一番先まで視界に入れたり、流れ星がごとく過ぎていくのを一つ一つ追いかけました。すると、頭の中が、お湯に浸かったようにぼおっとするのです。目の前の景色を見ているはずが湯けむりの中で、使っているのは目の玉より奥のような、そんな感じ。
等間隔で繋がる模様の端まで目を走らせるのも、等しく空いた空間に想いを馳せるのも、そこによどみない流れを感じる。
こんがらがった思考もするっと通る、そんな”擬似体験”をして、脳みそが深呼吸できたような安堵感を得ることができます。
駅の天井、長い道の街灯、田畑の苗、大仏様の頭髪、大きな施設の柱、ビルの窓を外から見た時。
「等間隔整列」は街のいたるところにありますので、ぜひ見つけたら目をすうっと通してみてください。
あなたが「わからんなぁ」となるのか「きもちい」となるのかが、気になります。
・・・・・・・
中黒でさえ、並べば美しいと思う。どうでしょうか。
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