いちリスナーが心がけている、配信のコメントを打つ時にしたらいいなと思うこと。
ライバーとリスナーが直接コミュニケーション可能な方法の一つ、コメント(チャット)。
端的に言えばただの会話なので、そこまで難しく考える必要はない。
ただ、声⇔文字のやり取りではある以上、対面や音声通話とはコミュニケーションの取り方は変えないといけない。
そこで今回は「いちリスナーとして心がけている配信時のコメントはどのように打つのがいいのか」についてお話したい。
推しの配信でのコメントに悩む人の一助になれば幸いだ。
短いコメントを多めに打つ
私が最も意識しているのは「短いコメントを多めに打つ」ことだ。
要は、
ではなく、
といったコメントを多く打つということだ。
何故か?
それは「コメントを読むライバーへの配慮」と「配信を盛り上げる」という2つの意味があると感じているからだ。
それぞれ詳しく述べていく。
・コメントを読むライバーへの配慮のため
リスナーから見て、ライバーは配信時に何をしているように見えるか。
基本はコメントのチェックと読み上げをしているように見えると思う。
これは半分正解だが半分不正解で、例えば同接の数をチェックしていたり、ネタ用のカンペを見ていたり、配信に出入りしている人を確認していたり…という形で、実はライバーはコメント以外にも様々なモノに目を光らせて配信をしている。
では、そんな最中に長文のコメントが来たらどうなるだろうか。
当然、ライバーは長文であってもコメントは拾う。ただ、長文になると文章を読むことに労力を使うので、その他の確認が疎かになるのは避けられない。
その結果、新規のリスナーへの声掛けが漏れてリスナー離脱が起きたり、話そうと思っていたネタが頭から飛んでしまって配信がグダグタになったり…といった”被害”が起きかねない。
「ライバーならそれくらい対応してほしい」と思う人もいるだろう。
ただライバーだって一人の人間。決して超人ではない。
中には超人みたいなライバーもいなくはないが特例だ。
殆どのライバーはリスナーとやれることはそう変わらない。
だからこそ、いちリスナーとしては「自分がライバーだったらこの文章読むの大変じゃないかな?」ということを、コメントを送る前に少し考えてみるのが大事だと思っている。
そこで難しいかな?と思えばコメントを分割して打つとか、もしくは全消しして短い文章に書き直すとかをすればいい。
そうすればライバーの負担が減るし、分割したコメントならコメント数が増えて配信の盛り上げにも一役買える。
なので短いコメントを打つのがよいと言えるのである。
・配信を盛り上げるため
盛り上がる配信とはどのようなものか。
同接が多かったり、数多くの課金アイテムが投げられていたり…色々要因はあるだろう。実はその中には「コメントが活発(多い)」というものがある。
配信媒体によって基準は異なるものの、基本どの媒体も「コメントが活発な(多い)配信=盛り上がっている配信」と認知され、媒体内で注目の配信扱いをしてもらいやすくなる。
この「注目の配信扱い」というのが凄く大事で、例えばYouTubeであれば各ユーザーのホーム画面に動画が表示されやすく、ツイキャスであれば「おすすめ」タブに配信が載りやすく、IRIAMであれば「注目」「急上昇」タブに配信が載りやすくなる。
これらに共通するのは「新規流入がしやすくなる」という点だ。
基本、ライバーの配信はそのライバー自体の告知を追っていないと把握できない。しかし、もし上記のような「注目の配信扱い」状態になれば、告知を追っていない(知らない)人でも配信が目に入るようになる。
そこで「面白そうだな」と思って視聴してみた配信が気に入り、リスナーになり推しになり…という流れも十分あり得る話で、ライバーにとってはプラスでしかない。
なので、推しの配信の盛り上がりに寄与したいのであればより多くのコメントを打ってあげるとよくて、そうなると長いコメントを打つよりも、短いコメントを頻繁に打った方が簡単だしリスナーの負担も少ない。
推しにプラスになる行動はしたいけど、そのためにリスナーが苦労するのは本末転倒。リスナーも少ない労力でライバーを盛り上げられるに越したことはないのである。
最後に
一応断っておくが、「長文コメントは悪!するな!」と言っている訳ではない。
ライバーが話す話題によっては、短い文章で返すのが難しかったり、むしろ長い文章で反応することが好まれる場合もあるので、一概に長文コメント全てが悪いという気は毛頭ない。
ただ、コメントが活発な(多い)ことにプラスはあれどマイナスはなく、また活発にするのであれば、長文よりも短文(短い)コメントを多用したほうがリスナー・ライバー双方に利益があるのもまた事実。
なので、もしライバーから特に指定・指示がないのであれば、まずは短くコメントをすることを意識すると良いだろう。少なくとも喜ばれることはあっても嫌がられることはないはずだ。
「迷ったら短いコメントを多めに」
この意識を少しでも多くのリスナーにもってもらえると嬉しい。
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