10の災い(後編①)
これは後編です。
前編をまだ読まれていない方はこちら(←)をご覧ください!
それでは、どんな風に神様が10の災いによって
モーセ率いるイスラエル人たちをエジプトから導き出したのか見ていきます
1つ目の災い
まずモーセは、兄弟のアロンと共にパロのところへ行きます。
<出エジプト7:14~18>
モーセとアロンは神様に言われた通り
パロに向かって
「イスラエル人たちをエジプトから出させないと、
ナイル川の水が血に変わると神様が言っています!!」、と言います。
<出エジプト7:19~21>
そしてモーセとアロンが神様の言う通りにすると
なんと、ナイル川の水が血に変わったのです。
想像するだけでうわぁ…ってなっちゃいますね。
さて、これに対してパロ王はどうしたのでしょうか。
<出エジプト記7:22~23>
…パロの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞かなかった。…
…家に入り、またこのことをも心に留めなかった。
まさかのステイホーム。
イスラエル人たちをエジプトから出させる事はしなかったのです。
2つ目の災い
〜閲覧注意〜
1つ目の災いで心をかたくなにし、
イスラエル人たちをエジプトから出させなかったパロ王。
神様は2つ目の災いを起こします。
<出エジプト記8:1~7>
神様は、
「ナイル川にカエルが群がり、家・寝室・寝台・かまど・こね鉢にカエルが入る。
そして、パロ王とその民(エジプト人)・家来の体を這い上がるだろう。」
と言います。
そして、
神様が言った通りになったのです。
想像したくもないですね…
町中かえるだらけ。最悪です。
さて、パロはどうしたんでしょうか
<出エジプト記8:7~12>
パロはモーセとアロンを呼びます。そしてこう言います。
パロ「かえるをこのエジプトから取り去るように神様に言ってください」
さすがのパロもカエルにはお手上げです🐸
神様の災いがパロに効いたんですね。
モーセ「じゃあ、いつ私たちをエジプトから出してくれますか?」
パロ「明日。明日出してあげるから!」
モーセ「わかりました。あなたたちの前からカエルはいなくなり、
ナイル川にだけ住むようにしてもらいます。」
<出エジプト記8:13~14>
こうして、カエルは死に絶えるようになりました。
しかし、
<出エジプト記8:15>
パロはカエルが死に絶えたのを見て安心し、
明日エジプトから出すと言ったにもかかわらず、約束を破ったのです。
まだまだ序の口
さて、1つ目と2つ目の災いを見てみましたが、いかがだったでしょうか?
お察しの方もいると思いますが、これがあと4回あります。
あまりにもパロ王がかたくななんで、
私もちょっと災いを2つずつに分けようかなと思います。
私だったら、血になり臭い川が耐えられたとしても
カエルでもう完全にギブアップですね。
いや、川の時点でダメかもしれない。水飲めないって重大な死活問題ですからね。
と、こんな感じで、あと4回お付き合いください
きっと、パロ王のかたくなさに
「逆にすごいわ。」「いい加減エジプトから出してあげなよ」って
なること間違いなしです。
聖書に書かれている箇所も載せてあるので
是非照らし合わせて見てみてください!!
読んでくださってありがとうございました!
また次回3.4つ目の災いの記事でお会いしましょう!