感情に任せない
自分の価値観、不安になることもあるでしょう?でも大丈夫、絶対に自分を信じて良いよ。だって、たとえあなたがピザを選ぼうと、私は何も思わないから。
皆さんが子どもの頃、小学生の頃、将来の夢がありましたか?私はずっと、「薬剤師」になりたかったです。割と現実的な夢ですね。
考えると、「将来の夢」という言葉もヘンな言葉ですね。「夢」という単語自体に未来とか、将来という意味は含まれているのに、さらに将来を付けている。こうなると、大人になったときの最終地点を思い浮かべざるを得ないですよね。
わたし、「将来の夢」って必ずしも職業に結びつけなくて良いと思うんです。「幸せに生活したい」とか「大きい家に住みたい」とか、素敵じゃないですか?
中学生とか高校生になると、進路を決める時点でほぼ確実に将来のことも考えます。ほとんどの生徒は、面接での志望動機としてなりたい職業を挙げ、そのためにこの高校でこのようなことを学びたい、という理由を準備します。
しかし、これは私の意見ですが、そんなすぐにやりたい職業はみつからん。難しい。
自分の能力もまだわかっていないのに、ふわふわした目標をつくってそのふわふわを面接まで持っていくのは難しい。すぐに吹っ飛ぶ。そう思います。
だから、本当に能力も意欲も伴っている人以外は、初めて抱いた将来の夢を叶えることはできません。
でも、進学していろんな経験をするうちに、「どちらかというと、私ってこっち派かな」とか「なんとなく、こうかな」みたいに、自分の志向への感覚が鋭くなっていくと思うんです。
それって結局は自分への理解が深まっていることですし、自然と「できること」と「やりたいこと」の間で折り合いがついてきます。
夢は自由にみて、広げましょう。広ければ広いほど、自分ができることと重なる面積も広くなるはずです。
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