研修医がロンドンに大学院留学して解脱するまで Ep.7 フロイトの脳内
早朝の避難訓練
John Dodgson Houseに入って数日したころ、早朝7時半くらいに警報がけたたましく鳴り響いた。誤作動かもしれないと思いつつ、ぼろい建物だから実際に危険なことが起きている可能性があるかもしれないと思い、パスポートや貴重品をもってパジャマのまま建物の外に出た。多くの学生が自分のように外に出てきている。見ると大学ボランティアのベストを身に着けた学生が入居者の点呼を取っており、これが避難訓練であったことを知った。こんな朝早くに行われ、寒い中で点呼を待たさ