AnoMArts/アノマーツ(子どもの本、絵本、児童書)
児童書、絵本の出版社立ち上げを目指します!/困り事のある子ども達や家族に寄り添い応援する絵本を制作中/発達障害/不登校/児童文学作家さんのインタビューをnoteで掲載中/主催・水木志朗/雑誌・書籍のデザイナー/武蔵美/基礎デザイン/北海道/1976/趣味ドラム
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児童書がいちばん自由にのびのびと、書きたいものが書ける|如月かずさ(児童文学作家)【後編】AnoMartsインタビューvol.6
「給食アンサンブル」を読んで驚いたのは、主人公が一人ではないこと。正確に言うと、オムニバス形式でクラスの仲間それぞれが主人公になり、脇役になるのです。家族に守られて自分が中心の小学生時代から、中学生になると友達との複雑な人間関係を築くことになります。それは成長でもありますが、悩んだり葛藤したり、カーストなんてものに巻き込まれてしまうこともあるかもしれません。 スポーツができる子や、勉強ができる子ばかりにスポットが当たりがちな現実もあります。でもそんな時でも、如月さんの目線は
「らしさ」から解放されて、 ハッピーで生きやすい社会に|如月かずさ(児童文学作家)【前編】AnoMartsインタビューvol.6
今回の如月さんのインタビューの中で出てきた「あわい」という言葉がとても印象に残りました。 「あわい」とは物と物との間という意味。 如月さんの作品はこの「あわい」をいつも大切にされていると思いました。 私たちは、つい男らしさや女らしさだけを意識して生きていますが、その間にはさまざまなセクシャリティーがあり、そこで悩んでいる人もたくさんいると思います。たった2色しかなかったら世の中は味気ないものですが、さまざまな色があると気持ちも豊かになりますよね。 如月さんの作品を読んで感