ピープロテインの吸収速度について考えみた
こんにちは、ANOMAです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
"タンパク質を摂取するのは練習後の30分がゴールデンタイム"なんて話は、皆さんもきいたことがあるのではないでしょうか。せっかくのトレーニング効果を最大限まで上げるために、プロテインの吸収速度については多くの人が気にする点かと思います。
そこで今回は、ピープロテインの吸収速度についてのお話を、書いてみることにしました。
例のごとく、欧州産えんどう豆を使用した、ANOMAプロテインはこちらです。
ホエイプロテインなどとの比較
さて、早速ですが吸収時間は、ざっくりですが以下のように言われています。
ホエイプロテイン...2〜3時間
ソイ・ピープロテイン...4〜6時間
こう見ると、たしかに植物性タンパク質の方がやや吸収が遅いですね。
ただここで注意点は、このホエイプロテインの吸収が2〜3時間というのは、2時間後に急に全部体に吸収される、という訳ではないこと。どちらかというと、1時間あたりに7gのタンパク質が吸収されるので、ホエイプロテイン(21g)の一般的な量では、吸収に3時間かかりますよ、という計算方法です。
例えばソイ・ピープロテインなどの植物性プロテインは、同じ21gを吸収するにしても、毎時間5g程度しか吸収しないので4時間-6時間くらいかかるという計算になります。
吸収速度は早い方がいいの?
(ごめんなさい、速そうな写真を適当に選びました...٩( 'ω' )و)
それでは、吸収速度は早ければ早ければいいのでしょうか。"The Effects of Whey vs. Pea Protein on Physical Adaptations Following 8-Weeks of High-Intensity Functional Training (HIFT): A Pilot Study"という研究で、8週間高強度の運動をした際の筋肉の変化について、ホエイプロテインとピープロテインの比較がなされています。
この実験では、被験者は2つのグループに分かれました。一つはホエイプロテインを、もう一つはピープロテインを飲んでトレーニングをしています。
この結果、筋肥大などについては、どちらも同程度肥大しました。
つまり吸収速度は実は筋肥大にはあまり関係がないことが分かります。むしろ植物性はお腹にたまりやすいので、ダイエットにはぴったりです。
まとめ
今回のお話は、植物性プロテインはたしかに吸収はゆっくりですが、吸収速度は筋肥大にはあまり関係がないことが分かりました。
乳糖やアレルギーの部分、安全性、ダイエットや疲労回復などの目的に応じて選ぶのもいいかもしれません。それから、環境のためには、えんどう豆はいいですよ...! ・:*+.\(( °ω° ))/.:+