リーチ先生 リアル・シンデレラ オーダーメイド殺人事件
今年2月~6月に読んだ本
どの作品も印象深く良い話、考える内容だった
リーチ先生 原田マハ:
芸術家たちの交流はなんと豊かなことだろう
日本にやってきたイギリス人(バーナード・リーチ)が陶芸と出会い大成していく姿を助手の"亀ちゃん"の目を通して描く
リアル・シンデレラ 姫野カオルコ:
泉ちゃんは仏様
一般的な「シンデレラ」の主人公は本当に幸せだったのか?
そんなことを疑問に思う編集社に勤める語り手が所長の関心より知り合いの女性、倉島泉のノンフィクションを書くことになった
倉島泉、泉ちゃんの両親や妹、高校時代の友人など様々な人から泉ちゃんの話を聞いていく
オーダーメイド殺人クラブ 辻村深月:
心の動きや思い、感情の表現が丁寧で入ってきやすい、すごくおもしろい、書店に並んでいたのが分かる
女友達から無視されていた中学生の主人公(アン)は隣の席のカースト下位の徳川に助けられる。それがきっかけで話すようになったアンは徳川に自分を殺すようオーダーする