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連絡手段が無かったら

こんにちは、イナモトです。

よく携帯の見過ぎは良くないとか、
寝る前は見ない方が良いとか、
そういう話はありますよね。

スマホ疲れ、SNS疲れ、
ネット依存症。

私もその1人かと思う。

暇さえあればSNSを一周して、
LINEを見たり返したり送ったり、
マンガ読んで、ゲームして、
そしてまたSNSに戻って。

毎日にその繰り返し。

でも、一応私にとっては楽しい時間。
好きなものを見る時間や、
生活に役立つ情報を見たり。
他人からの承認欲求を求めるような
用途では使っていないので、
SNSを見て不健康になっている要素は
実に少ないと感じていた。


その時ふと、LINEが気になった。
今は生活の中でなくてはならないもの。
まさにライフラインであり、
SNSよりも大切かもしれない。

でも、よくよく分析したら、
私はLINEでストレスを感じることが
多かった。返事がある、ない、遅いで
自分が振り回されることが多いと感じる。

私は中学生の頃から携帯を使って
コミュニケーションを取るのが普通だった。
友達との会話、待ち合わせ、
思い出の共有?

食事を摂るのと一緒のような感覚で
人と連絡ツールを使って関わることは
当たり前のものだった。

そこでふと、連絡ツールが無い場合、
私たちの生活はどうなるのか?を
丁寧に考えた。

インターネットはあるとして、
まあでも一旦、人と繋がるツールが
無い状態として考えた。
みんな携帯がない。LINEがない。

会話は職場や家族がメインになって、
近所に住んでいない限り、
友達とは気軽に会えないだろうな。

友達に会いたいときはどうする?
ギリギリ家電があれば電話?
なかったら手紙?
いついつ遊ぼうよ、了解のやりとりを
スムーズにするにも何週間と
手紙でやれる?
そもそも住所知ってる?

待ち合わせってどうやるんだろう?
何月何日、何時、なになに駅の
東口改札の横の看板の前!とか、
手紙で送りつける?
大雨とか体調不良で行けなくなったら
どうするんだろう?

家が近所だったり、知ってたら
突然ピンポンしてもいい?

手紙も家電も住所も知らない
遠方の友達となると、
もはや生きてるのかも分からない。
訃報って何で知るの?新聞?
地方新聞と違ってたら分からない。

そうすると地域の人や家族、
職場の人とのつながりは強くなりそうだし、
その中でのコミュニティだけで
生きていこうと思うようになるのかも。

そうすると昔は職場恋愛が普通とか
学生時代の友達同士で付き合うとか
そんなこともありえるのかもね。
(今も一部の人間はそうなのかも)

小学生まではこれが普通だったのかと
思うとすごいよね。
まあ、学校で会えてるから、
学区があってみんな近所だから、
成り立ってたと思うんだけど。

だから今はLINEがないと
どうにもならない、のウエイトが
大きすぎるのだと思う。
だからLINEでストレスを感じたり、
依存してしまいやすいのだろう。

ここまで紐解いて、
私は少しスッキリした。


これからはLINEでのやり取りよりも
実際に会っている時間を大切にしようとか
連絡にこだわるのを少し
やめてみようと思った。

そんなこんなでLINEだけ見ないように
してたったの半日が過ぎた。
通知は7つある。
広告じゃありませんように。

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