TWININGS |LADY GREY
トワイニング レディグレイ 英国国内流通品
フレーバード ブレンド
紅茶(詳細不明)
オレンジピール
レモンピール
矢車菊
香料(ベルガモット)
ハンプシャーにあるトワイニング社でブレンド
爽やかな柑橘が香るフレーバードティー、明るい気分になりたい、いつもよりすっきりと気分を変えたい人へ、少し特別感のある日常向け。
言わずと知れた英国老舗のトワイニング、日本では片岡物産が取り扱っています。
今回は英国国内流通のものをご紹介。
イギリス以外では免税店など一部国際空港で取り扱われています。私はイギリスのスーパー・空港、最近ではウィーン国際空港で購入しました。ネットでも買えるようです。
お気に入りはまず間違いなく素敵なフレーバー!トワイニングが独自に発明したレディグレイは今までのアールグレイの良さを取り入れつつ気分転換にフレーバードティーを飲む人の気持ちをがっつりと掴んだと思います。軽やかで繊細でありつつ、綺麗にベースとなる茶葉の良さを味わわさせてくれます。それなのにミルクティーが最高に美味しいんです~!!問答無用でミルク入れてください、ベースとなる茶葉の濃い味が生きて香りの良さが引き立ちます。それからはアールグレイにミルクティーが最高になってしまいました~
味について:アールグレイと言うとベースとなる茶葉が重たく感じる瞬間があるのですが、こちらは香料で誤魔化さず、かといって弱くない華やかで軽やかな柑橘が全体を余すところなく香り、すっきりと気分を上げてくれます。味としてのベースとなる茶葉の品質も流石の一言、全く雑味が感じられません。良い品質であることは疑いようがなく、世界的に輸出をしてもらいたくてもこの品質を保つのは難しいと認めます。これに関しては味の詳細が語れません、美味しいし好きですしか出てこないので。ぜひ飲んでください~!注意点としては、香料の劣化があるので古いものより新しいものを選んでください、今は大事にしすぎた期限切れを飲んでいますがこれは断言できます。ベースとなる茶葉が良いのでそこまで気になりませんが…。茶葉の詳細が調べきれず、恐らく中国の雲南省あたりの茶園ものでないかと思いますが私の舌では判別できません。ブレンド国だけの表記のようですがどこかに書いてあるのかな…。
蛇足。
アールグレイにちなんでつけられたレディグレイ、すべての偉人の背後にはさらに偉大な女性がいるとしてアールグレイの語源のチャールズ・グレイ伯爵(1830年代イギリス首相、アールは伯爵の意味です)の奥さんの名前を冠しています。ベルガモットフレーバーの紅茶はすべてアールグレイと名付けられますが、アールグレイにさらにオレンジ&レモンのシトラスフレーバーを入れたものがレディグレイでしょうか。旦那さんより偉大なんです:-)笑
登場は最近でノルウェーに向けて開発されたもので1994年に発売、日本だと2001年、今ではトワイニングの看板商品となっていますがまだまだ歴史は浅いです(アールグレイは200年近いですしこれから先レディグレイも伝わり続けて欲しいです)
そういえば日本だとよく見かけるプリンスオブウェールズブレンド、やっぱり現在では海外限定の名称のようで英国では見かけませんでした(もうプリンスでないですしね、英国王室御用達ならではの名称権だなぁとしみじみ思いました)
ストランド216英国本店はいまだに未到なのですが次こそはと思っています。海外限定のティーバッグがそこでは全部買えたり楽しそうです。
日本で売られていないものがたくさんあるので海外に行く際には必ずチェックしています(通常ラインナップもEU流通品とアジア輸出向けで味が変わります、香料などは特に苦手な人が多いので弱めているそう。土地に合わせて変えているといえば聞こえがいいですが茶葉の品質などは思うところがあります…最近飲んだら以前より美味しく感じました)
世界的な紅茶商、トワイニング社ならではなので海外限定のものをぜひ、旅先で見かけましたらお手にとりください。
ロシアンアールグレイ(レディグレイと違いベルガモット&レモンのフレーバードティー)も見かけたら買いたいのですがオンラインを除きフランスなど一部でしか買えません。リプトンのロシアンアールグレイをお分け頂いたのですがとっても美味しかったです。ロシアンアールグレイ飲み比べしたいなぁ。オーストラリア限定のも美味しかったです:-)♡ オーストラリアは規制が厳しいため柑橘ピールなど一部持ち込むことが出来ないのでオーストラリアの自社工場品がメインです。
初海外がオーストラリアにホームステイ&その後イギリスだったのでリプトンより圧倒的にトワイニング派です。ホストマザーが淹れてくれた紅茶はトワイニング、オーストラリアは朝はのんびりなので午後に紅茶を飲みます。
輸出向けはポーランド製造。
英国国内流通品はハンプシャーの本社工場製造、レディグレイが突出して美味しく感じリピートしていますが、当然他の英国国内流通品も色々出ていますのでイギリス滞在時にはお世話になりました。
茶葉の品質について勉強し始めたきっかけでもあります。