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田澤文庫
2020年5月16日 15:54
※前回の続きになっております。私は健一にもたれながら歩きお店を出ようとしたその時『いらっしゃーい』という声とともにドアが開いた。そこにいたのは日中美術館で会った彼が居た。『あっ!』お互いびっくりした顔で見合わせた。そして無意識に私は健一から離れた。『ほんと僕達、偶然が凄いですね。笑』あたしもこんな事あるのかという思いでその言葉に何度もうなずいた。