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中華飯店の男 (前編)
さて、皆さまは前にお話した 「事を終えた後のそれ」 という記事は 読んでくださっただろうか。 ↓ https://note.com/annyon11/n/nf90bf21ce9dd 今回はその時に登場した…
エコノミー、ファーストクラス
たとえエコノミーに乗っていたとしても
動きやすく綺麗でシンプルなワンピースを身にまとい、食事はラウンジで済ませたので機内食は頂かず、爪先まで保湿を怠らず、人生を豊かにしてくれるような言葉が沢山詰まっている本を読んでいたらそこはもう私にとってはファーストクラスなのです。
目的地に着けばゲートで私の名札を持ったドライバーが待ってくれている事を思うと心細くなんかありません。
さて、少し眠るとします。
イタリアンホラーストーリー
皆様に先にお伝えしておくがこれはノンフィクションであり私が体験した大変おっそろしい物語はである、、、。
家の近所にある行きつけの小さなイタリアンに行った時にいたリズムとり女の話
とある男と女がお店に入って来た
彼らは30代半ばくらいのカップルらしかった
私と同様18時オープンとともにお店に入った。
彼らはわたしの斜め横に案内され座り
コース料理とナパワインのボトルを注文した。
私もコースと
中華飯店の男 (前編)
さて、皆さまは前にお話した
「事を終えた後のそれ」
という記事は
読んでくださっただろうか。
↓
https://note.com/annyon11/n/nf90bf21ce9dd
今回はその時に登場した私の友人の話
『華やかな男性事情』
についてニュウエピソードが入ったというので
お話したいと思う。
ある晴れた日曜日
いつもの代官山で待ち合わせをして
いつものレストランでランチをとった。
[悲報] 羊が一匹の睡眠魔術が効かないワケ
私は「羊が一匹」という誘導睡眠が一度も効いた事がない。
元々寝つきはかなり悪い方で
最悪の場合は3時間も眠りに入れない時もある。
そもそもなーんで羊なんだろうと考え出したら
より眠れなくなり
そのまま朝を迎え目の下に大クマを作って登校した事もあった。
瞑想したりアロマを焚いたり本を読んだり
ヨガをしたり指圧マッサージをしたり、、
沢山睡眠に入りやすくなる方法がある中で
最も有名なのが「羊数え
変態的美術館 第七話
前回の続きになっております。
四人で話している間テオは
ずっと香織の方を見た。
それに気付いてるのは麗華と健一だけだった。
香織はお酒が入っている事もあり目線に気付かず
無邪気にギャラリーに来る風変わりな常連の話などをした。
そしてテオの熱い眼差しにも気づかない香織の無邪気さも麗華は気にいらなかった。
そうして互いの仕事の事情などを話している間にワインは空き、
カウンターから
「どうす
変態的美術館 第六話
皆がワインを一口飲みグラスを置いた
タイミングで私は
「次は私の番ね」
と言って自己紹介を始めた。
「吉田香織です。30歳です。
仕事はアートギャラリーに勤めてます。
趣味は読書と美術館巡りです。よろしく」
と簡単に自分という人間を紹介した。
健一はそんな事知っていると言わんばかりの
我が物顔でワインを飲みながら私の自己紹介を聞いていた。
テオは両肘をテーブルに付け前のめり風な姿勢でいた
変態的美術館 第五話
そうして私達四人はお洒落にライトアップされた
テラスに近い窓際のテーブルに座った。
(、、、、、、、、)
四人の中に少し居心地の悪い沈黙が数秒流れたが、
佐々木さんが来た時は誰もがホッとした。
「なーんだ!香織ちゃんが言っていたオペラグラスの彼って、テオ君の事だったのか〜
いや、それにしても世間は狭いねえ、だって二人
僕の店の常連さんなんだもん」
と笑いながら言った。
彼も佐々木さんに向