朝の連続短編小説「ひこぼしくん」④
もうすぐ、七夕ですね✨
女性を小説に出すのがとっても苦手な理生です、おはようございます😊
私の好きな作品が完結してしまいました…
完結なされたことはとても喜ばしいことなのですが、私はとっても寂しいです😭
朝の連続短編小説「ひこぼしくん」④
オレは、事故に遭うこともなく、無事に逢合橋に到着した。
現実は、小説のように、色々な何かが起こるわけではないし、はやる気持ちを抑えつつ、何か起こって遅刻してしまった方が、話的には面白いのだが、そんなことは起きなかった。
軽トラックの安いバックミラーで、ムダに前髪を整えた後、ガストのドアを開ける。
ここのガストも結構、古い。年季が入っている。
店内を見渡す。珍しく心臓が、ドキドキと高鳴る。
「ひこぼし、ここや!ここ🙋」
天帝の爺さんが、一番奥のテーブルから、手を挙げた。
今、ガストでは、注文は電子端末で行うから、手を挙げたところで、店員はこない。
オレは、そのことにホッとした。
足早に、そのテーブルに向う。
天帝の娘の後ろ姿が見える。残念ながら、ラムちゃんのようなビキニではなかった。
淡ピンクのカーディガンを羽織っている。下には、それより濃い色のピンクのスカートだ。
全身ピンクコーデなのに、不思議と大人な雰囲気を醸し出している。その服装は男心をくすぐられる。
控え目に言って、最高です💟😍
そうそう、女性の後ろ姿を見ている時が一番興奮する。
妄想が膨らむ。ロングの髪の毛は、ちょっと明るい茶色で、黒も好きだが明るめの茶色も好きだ。
天帝の爺さんと娘が座っている席に着くまでに、たったの1分もかからないはずだが、その間がとてつもなく長く感じられる。
1分をこんなに堪能したのはいつぶりだろうか。
ただ、顔を見て話をすればいい。どうせ、振られるのだから。
オレは、自分自身に最初から相手にされない、振られると思い込むことで、精神的な強さを保とうとしていた。
時が止まったかのように思えた。
完結するまで頑張ります、つづくはず…
いつきさん、ご紹介くださいましてありがとうございます😭
軽トラックが爆発して、遅刻して、ラムちゃんに電撃浴びせられて
そのまま「ひこぼしくん」の連載終了になりませんでした…
ミルコさん、すみません🤣(笑)
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