Annori

日系客室乗務員辞めそうな人。新型コロナの影響で仕事が激減しほぼ無職に。CA人生を振り返…

Annori

日系客室乗務員辞めそうな人。新型コロナの影響で仕事が激減しほぼ無職に。CA人生を振り返るエンディングノートを書いていきたいとおもいつつ、徒然なるままに、お酒飲みながら日くらし。

最近の記事

【2024年度入社】CAに絶対なりたい!そんなあなたへエールを送りたいです。

2023年は航空業界を目指していた学生さんや第二新卒の方には嬉しいニュースが舞い込んできましたよね。 ついにー! ANAが2024年度の新卒で、客室乗務員の採用面接を再開! 実に4年ぶりのことだと。 これで昨年からCAの採用を始めたJALに並び、国内大手2社が揃ってCAの採用を再開することになりました。 ここで声を大にして言いたい。 CAになりたいみなさまー!実は、今年は絶好の機会なのですー! なので就活生の方へエールを送りたくて、今回、記事を書いてみました。 少し

    • 「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか」 #2 ~お医者様にもきいてみた~

      私が経験したドクターコールの件。前回のドクターコールはこちら↓ 今回は国際線で起きたことについて。 また、こちらも、プライバシーなどありますので、私の経験を基にしたフィクションだと思って読んでいただければと思います。 今回は医者の友人に実際に聞いた「ドクターコールに対する考え」にも触れたいと思います。 私が入社5年目、CAとしての仕事にも慣れ、一通りのフライトの業務が出来るようになった頃の話。それは国際線のLA発ー成田行きの飛行機で発生した。 乗客が全員搭乗し、飛行機

      • 「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか。」

        実際に機内でこのドクターコールのアナウンスを聞いたことがある人は少ないかもしれない。 でもCAとしてしばらく乗務をしていると2〜3年に1度くらいはそういった便に当たることがある。 (と言っても人によるのだが。何か悪いものを引きつけてしまう力を”持ってる人”は半年に1回くらいのペースで引き寄せるだろうし、”持ってない人”は一生当たらないこともある。このCAあるあるでもある”持ってる人”と”持ってない人”の差の話はまた別の記事に書きたい。笑) というかドクターコール自体は実

        • ソムリエ2次試験対策〜論述編〜

          前回、ソムリエ2次試験のテイスティング対策記事を書きました。 今回は論述対策について書きたいと思います。 論述試験は2次試験の際に受験しますが、3次試験の実技試験の一部としてみなされる。と言われていますが、私はとてもそれに懐疑的でした。(実際今年はどうなんだ?) なので私は、「論述は2次試験の配点になる!」と思いながらテイスティングだけでなく論述対策もゴリゴリ取り組みました。 2018年、論述試験の出題問題ちなみに私が受験した年(2018年)の論述のテーマはこちら↓

        【2024年度入社】CAに絶対なりたい!そんなあなたへエールを送りたいです。

        • 「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか」 #2 ~お医者様にもきいてみた~

        • 「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか。」

        • ソムリエ2次試験対策〜論述編〜

          ソムリエ 2次試験対策~テイスティング編~

          (※なぜかnote に非公開にされてしまったので再度公開、また削除されるかもしれません。) 前回の記事はこちら↓ 今回は二次試験対策を聞いてきた同期のために作ったメモを、誰かの役に立てたらな、なんて軽い気持ちで共有する記事を書きたいと思います。 私が受けたのは2年も前のことだし、あんまり覚えてないなぁ、と思いながらも、必死だった当時のメモをみてみると、藁にもすがる思いで色んなサイトを調べては、情報をゲットし、効率的な勉強法についてもたくさん調べていた形跡が。 備忘録も

          ソムリエ 2次試験対策~テイスティング編~

          CAとソムリエ

          会社の同期から先日「ソムリエ試験の二次対策、どうやって勉強した?!」と連絡がきた。 そうか、8月だもんね。ちょうどソムリエの1次試験の真っ只中なのか。 私は2,3年前にソムリエ試験を受けたことがある。ワインスクールに1年ほど通い、結構本気で勉強し、その年に運良く1発合格することができた。 CAにはソムリエ資格を取る人が多い。友人にも「なんでCAってみんなワインの勉強してるの?笑」と聞かれたことがある。 「機内でワインをサービスする職種柄、ソムリエ資格の受験条件を満たして

          CAとソムリエ

          CA界で一番恐れられているルート「インド」

          CAにどこの路線が一番大変?と聞けば、外資日系問わず恐らく9割のCAが「インド🇮🇳」と答えるだろう。 インドに行ったことがある人や住んだことがある人に「インドのおもしろいはなし教えて〜」と無茶振りをしたら、すかさず2〜3エピソードくらい出てくるんじゃないかという程おもしろエピソードに事欠かないのがインドである。 とにかく奇想天外、日本人の常識を打ち破ってくるインド路線について今回は書きたいと思います。 【1】お客様、トイレでお洗濯しないで下さい。CAは空のウェイトレスと

          CA界で一番恐れられているルート「インド」

          JALとANAは潰れる?【CA目線編】

          前回の記事はこちらです↓ANAとJALの8月決算をもとに、経営的にどうなの?というところを説明しています。 今回はその続編。両社とも、非常に厳しい経営状況に立たされています。 そこで頭をよぎるのが、2010年JALの経営破綻からの「自主退社」の促し。オブラートに包んでるけど、要するにクビ。そして、週刊誌などでも取り上げられている、ANAとJALが合併するのではないか、というANAJAL合併説。 それを踏まえて実際に現役CAの私が感じていることを書いていきます。 (*あく

          JALとANAは潰れる?【CA目線編】

          JALとANAは潰れる?どうなる航空業界。

          新型コロナウイルスの影響を受けて、JAL・ANAともに売り上げが大幅に減少し、大手2社が2021年新卒採用を見送るなど、大打撃を受けている航空業界。 私、「CAのエンディングノートをnoteに書いて、気持ちの整理をつけCAを卒業しよう。」なんて呑気なこと書いたけれど、その前に会社にクビ切られる危機なのでは?笑 他人事ではないので、この記事では、JALとANAの今後の見立てを私が日頃よく見ているYoutuber「もふもふ不動産」さんの動画を用いて説明しながら、CA目線で感じ

          JALとANAは潰れる?どうなる航空業界。

          続* 「お客様っ、ここは六本木ではございません!ニューヨーク行きの機内でございます!」

          エピソード1を先に読んでね。↓ ・ズボンがアレで、ビショビショ その後、オジさまの監視役を頼まれた私は、座席に座れるくらい普通の状態になるまで、ギャレーで水をあげたり、オジさまの介抱することとなった。 「トイレ、、、行く。」と言うオジさまの肩を支え、トイレまで案内した。トイレの鍵は自分で閉められるようだったけど、不安だったからトイレの前で様子を伺うことにするも、5分たっても出てこない。  胃の内容物をお戻しになられているのか、ウンをイキんでいらっしゃるのか、中の様子が分

          続* 「お客様っ、ここは六本木ではございません!ニューヨーク行きの機内でございます!」

          「お客様っ、ここは六本木ではございません!ニューヨーク行きの機内でございます!」

          これは私が実際にお客様に若干キレながら叫んだ言葉である。 今までに言ったことないし、多分これからも言わないセリフだろうと思う。 CA3年目の頃、私は当時NY路線を担当していた。3年目といえばまだまだペラッペラの若手で、搭乗しているクルーの中で下から数えて2番目くらいのヒヨッコ。エコノミークラスにそろそろ慣れてきたかという頃の話です。 ・心霊現象?機内で奇声が聞こえたお客様が寝静まった暗い機内、2~3時間ほど機内の見廻り担当だった私は、起きている方に飲み物を配ったり、時折座

          「お客様っ、ここは六本木ではございません!ニューヨーク行きの機内でございます!」

          コロナ直撃!CA志望の就活生は諦めるべきか?

          NHKの記事でこんなのものを見つけました。 簡単に要約すると、コロナの影響を受けて2021年新卒入社の採用をJAL、ANA共に見送ることとなった。昔からCAを志していた就活生は、就職活動を始めるも、採用が見送られたことにより中断せざるを得ない状況となり、第二新卒(既卒入社)を目指すことになる。 現役の私が思うところを勝手に述べると、結論なのだけど、既卒入社の方が新卒入社よりベターだと思うし、CAになりたいのであれば諦めるべきじゃないと思う。と、この就活生に伝えたい。 C

          コロナ直撃!CA志望の就活生は諦めるべきか?

          自己紹介とCAのエンディングノート

          アラサーのAnrinoです。 日系の客室乗務員として働いていましたが、コロナの影響で仕事が激減。そしてそんな中で懐妊休暇に入りました。 世界中を飛び回り、365日時差と体力とバッチバチの勝負を続けてきたのに、急に仕事ゼロのニート状態となってしまい、無気力状態に。 なにもしないのも性に合わないと思って、noteを始めることにしました。 2020年は航空業界にとって(と言うより、どこの企業にとっても。)長年見据えてきた特別な年だったのにね、、、。コロナ禍で、社会が激変して

          自己紹介とCAのエンディングノート