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サツマイモの後始末をしていたら、珍しいサシガメ2種類と遭遇した話

 サツマイモを収穫して畝の後始末をしていましたら、マルチシートの下から珍しいサシガメがゾロゾロと何頭も出てきました。
 早速Googleレンズでしらべましたら、こちらはアカシマサシガメ。この畑では初見の昆虫です。

前胸部分の背中は全体に赤色で、中央に十字状の溝があります。うん、なかなか美しい。

 アカシマサシガメはサシガメ科の昆虫で体長11-13mm。背面は朱紅色と黒色、下面はほとんど黒色をしてると書いてあります。

この子もサシガメですから他の虫を刺します。もちろん人も刺しますから要注意です。

 地表で生活していて、植物の根元や石の下から発見されることが多く、主にヤスデ類を捕食するようです。

下面はほとんど黒色をしたサシガメだと書いてありましたが、これ、お腹は赤いですね。

 さて、同じ畝にもう一種類サシガメがいました。最初はアカシマサシガメの幼体かな?と思ったのですが、調べてみましたらこちらはビロウドサシガメでした。

体長は14mm程度。全身が藍色を帯びた黒で、部分的に黄色や赤の部分があって美しいですね。
実は最初に見つけたアカシマサシガメもこちらのビロウドサシガメの仲間なんです。
この子の主食もヤスデ類です。アカシマサシガメとこの畝で共存していたのでしょうね。
ゴムの手袋をしてるから大丈夫だろ?と手に乗せてみました。刺されたら笑ってください。(^^;)


 いやあ、それにしても珍しい昆虫を見ることができました。
 どちらも初めて見られて幸せです。(^^)

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