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タイワンタケクマバチ見参

 先日、庭掃除をしている最中に大きな羽音がしたと思ったら、こんなのがすぐ近くの地面に降りてきました。
 ちょっと驚きましたが、こういうことがあったら何はともあれ先ずはスマホで写真を撮って押さえるのが私のならい癖。初見のハチでしたので何者なのか気になってGoogleレンズで調べてみたら、どうやらタイワンタケクマバチですね。(^^)

全身真っ黒で羽根が怪しく光るビジュアル系の容姿。古い竹に穴をあけて営巣するそうな。

 タイワンタケクマバチはハチ目 ミツバチ上科 ミツバチ科の仲間で、大きさは2cmほど。もとは台湾や大陸中国南部~インドに分布しているハチでして、竹に穴を開けて巣を作ります。日本へは中国や台湾から竹材を輸送した際に紛れ込んで運び込まれた可能性が高いといわれてます。
 日本で初めて発見されたのは、2006年の愛知県豊田市だそうです。現在は埼玉、神奈川、石川、福井、山梨、長野、静岡、愛知、岐阜、奈良、三重、京都、兵庫、滋賀、鳥取の15府県に分布が確認されていますから、これはあっという間に日本中を席巻しますなあ。

おとなしかったのでかなり近距離撮影していますが、知らない子をうかつに触っちゃいけません。

 実はこの写真を撮ったあとで、花に飛んできているのを見かけました。見た目はかなり強面ですが攻撃性は低く、うっかりさわったりしない限りそれほど危険な蜂ではなさそうですし、自然界への影響もさほど大きくなさそうではあります。


 やれやれ、あんたも外来種なんだね。^^;
 遠い異国の地でご苦労さん。



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