Google Pixel 9 Pro XLを発売日に買ってみた話
GoogleストアからPixel 9シリーズ予約開始のメールが届きましたので、早速Pixel 9 Pro XLの発注をかけましたところ、発売日当日の8月22日に実機が到着しました。(^^)
昔から、こういうデジモノを買うなら発売日に買うなどということは避けるべきだと言われます。なぜなら、発売開始直後から市場に出回るのは、大量生産する工場の生産ラインの初期ロットですので、どんな不具合が出るかわからないからです。
というわけで、すぐに飛びつくんじゃなくて、発売から少なくとも3ヶ月くらいはたってゆっくり買うのが吉。その頃には初期ロットで出た不具合もようよう落ち着き、値段も落ち着いているでしょうからね。
だがしかし。そんなものは都市伝説だと笑い飛ばし、不具合の危険を犯してでも発売日当日に買おうとする世の人々の心理は「一刻も早く新しい製品をこの手で触ってワクワクしたい。できることなら、誰よりも速く。」の一言に尽きるのでありますね。それに、もし人気商品だったら買いたくても入荷待ちとなることもあるわけで。^^;
さて。かく言う私も誘惑に勝てずに思わずポチてっしまったのですが、今回は溜めていた50000円のストアポイントとPixel 8 Proの下取りを使って、さらに50100円のストアポイントいただきましたので、実質無料?っていうか10200円プラスでの購入となります。
あれ?ホントにそうなるのかな? ま、いいでしょう。ギミック好きな私の年に一度の道楽ですから。www
ところで、このPixel 9 Pro XLはクロネコさんが我家へ届けて下さったのですけど、荷物の追跡で見ると「ADSC支店」からの発送となっていました。
ADSC支店って海外かな?一体どこだろ?と思って調べてみたら、東京にある「Apple Delivery Support Center」のことでした。つまりはヤマト運輸の「アップル商品専用の支店」です。
Googleが配送をヤマト運輸に完全委託したという話は聞いていたけど、まさかアップル商品専用の支店から発送されて来るとは思いませんでした。w
さて、買ったはいいけど、一体Pixel 9シリーズの売りはどこなのか?Pixel 8シリーズから一体何が改良されたのでしょうか?あ、これって普通は買う前に考えることか?www
遅まきながらざっとストアの商品紹介を読んでみましたところ、例えば写真撮影に追加された新しい機能に「一緒に写る」があります。これは、1回目に集合写真、2回目に撮影していた人だけを撮影して合成することで全員が一度に写っているかのような集合写真を撮影できる機能です。
でもまあ、おもしろそうだけど私は使わないだろうなあ。そもそも集合写真なんて撮らないし。^^;
こんな感じで全体的に見ればあちこちに結構目新しいところもありますけど、私的には興味の無いところが多くて、Pixel 9、Pixel 9 ProはともにPixel 8シリーズの後継としては、まずまず順当な進化を遂げているんだなというのが今回の印象です。
でも、さすがにこれじゃファーストインプレッションの記事になりませんので、一つ特筆すべきところを挙げるとすれば、Google独自開発の新しいチップセット「Tensor G4」を搭載して、標準の音声アシスタントが「Googleアシスタント」から「Gemini」に変わったことが大きな改良点でしょうか。
Geminiは生成AIの技術を活用したチャットツールですが、それが音声アシスタントに採用されたことでスマートフォンからGeminiをより利用しやすくなりました。
いや、でもそれってPixel 8 Proでも使えてたじゃん?って話はなしってことでお願いします。(^^)
ま、詳しくはこちらをどうぞ。↓
さて、では次に私が最も楽しみにしているカメラ部分はどう変わったのでしょうか?
まず、Pixel 9ではメインカメラは据え置きですが、超広角カメラとフロントカメラに変更が加えられました。
Pixel 8までは超広角カメラにはかなり古めで画素数も12MPと少ないソニーのIMX386が使われていましたが、Pixel 9からは同じくソニーの IMX858に変更されました。また、フロントカメラはセンサーはPixel 8と同じくサムスンの10.5 MPセンサーが使われますが、新たにオートフォーカスが搭載される事になりました。
また、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLの背面カメラのうち、メインカメラ以外はソニーの IMX858へと大幅な刷新が行われました。画素数こそ前機と同じですがこれはひょっとすると今回のバージョンアップで一番のトピックスかもしれません。
で、Pixel 9 Proと Pro XLのこの部分のハードウェアは共通になっていまして、実はこここそは差別化を図って欲しかった部分でして、Pixel 9 Pro XLがかなりお高い分、私としては画素数をがんばるとかして欲しかったなあ。
ただ、私はほとんど使いませんが、Pro XLのフロントカメラに関しては10.5MPから42MPへ高画素化が行われています。これによりフロントカメラで撮影する画質は大きく向上するでしょうから、ある意味Pro XLは「究極のセルフィー機爆誕」と言えるかもしれません。
いずれにしても、上の表に示した通りPixel 9シリーズの背面カメラのセンサーは、メインカメラを除くすべてがソニーのIMX858に変更されているようです。画素数は上がっていませんが、センサーサイズが1/2.8から1/2.51に大型化されたことによって、低照度下など条件の厳しい撮影での画質の大幅向上が見込めますので、私としては地味に喜ばしいことです。
ただ、私は個人的にソニーのカメラセンサーが吐き出す画の味付けがあんまり好みではないのです。だから、ちょっと微妙かな。www
以上。