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気づかなかったけど生垣にスズメノエンドウがたくさん生えていました

 我家の生垣の中に草むしりに入ったら、あまり見たことのない草が勢力を伸ばしていました。一見した時はカラスノエンドウかな?と思いましたが、葉も蔓もうんと細くてモジャモジャしてるんです。はい、これはスズメノエンドウですね。

 スズメノエンドウはソラマメ属のつる性の越年草。カラスノエンドウより小振りなのでスズメの名がついていますが、別名がイヌノエンドウ(犬野豌豆)ですからちとややこしい。w
 この草は田畑や空地などどこにでも生えているくせに、とにかく地味なので、いざ探すとなるとなっかなか見つからない不思議な雑草だと言われています。

たぶん去年も一昨年もここに生えていたに違いないのに、私には全く見えてませんでした。(^^;)
花もすごく小さいのですが、ちゃんとマメ科の花の形をしています。
細いツルがこんがらがって大きなかたまりになってる。(^^;)
こちらではスイセンの葉にしがみつきながら懸命に上へ伸びようとしていました。

 ちなみに、大きさがカラスノエンドウとスズメノエンドウの中間という同じソラマメ属のつる性の越年草がありまして、カラスノエンドウの「カ」と、スズメノエンドウの「ス」の間(マ)だから「カスマグサ」と名付けられています。思えばちょっとかわいそうな草ですが、そちらは私もまだ見たことがありません。花がカラスノエンドウに似ているそうですから、ひょっとするとこれも見落としてるのかも知れませんけどね。

 いやあ、堪能しました。



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