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ウバタマムシ見参 タマムシだけどちょっと地味なお方

 先日からちょっと庭掃除にかかり出していまして、昨日もその続きをしようと道具をとりに行きましたら、除草に使っている三角ホーの柄に見慣れぬ虫がとまっていました。
 これはウバタマムシですね。タマムシより地味ですがれっきとしたタマムシの仲間です。

どいてもらおうとしましたが、鋭い爪でがっしりとアルミの柄にしがみついてるんです。w

 ウバタマムシの幼虫は病気で弱ったアカマツやクロマツの材木に穴をあけて食べる害虫です。ただ、近年のアカマツ林の減少に伴って生息数が減っているため、環境省(2015年)、埼玉県(2018年)は、ウバタマムシを準絶滅危惧2型に指定しているそうです。
 また、「ウバタマムシの成虫は昼行性でマツの花粉を食べていると考えられる」とウイキペディアに書いてありました。ということは、この虫が何を食べるのかを実際には誰も確認できていないのでしょうね。w

 害虫だけど準絶滅危惧種で、何を食べているかもわかっていないとは何ともおもしろい立ち位置ですね。

とぼけた顔してます。(^^)


 成虫のまま冬越しするらしいので
 また春に会おうぜと言いながら
 そっと手でつかんで
 生け垣へどいてもらいました。(^^)


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