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異変です。今年はヒガンバナがまだ咲きません。

 例年なら、何があってもお彼岸前後には律儀に咲きだす近隣のヒガンバナが全く咲いていません。毎年真っ赤に染まる近くの土手にも、びわ湖岸にも咲いていないのです。

昨年、近くの土手で撮ったヒガンバナ。撮影日時は2023年9月25日です。
UPでも撮っていますが、ゴージャスに咲いてますよね。

 調べてみましたら、3年ほど前から全国各地でヒガンバナの開花の遅れが目立ち始めているようです。昨年もやや遅めだったようですが、今年は特にうんと遅れているらしく、全国のヒガンバナの名所ではこの事態にイベント開催時期を延期するなどして大慌てらしいです。

 どうなっているのか気になったので、昨日現地調査に行って来ました。

2024年9月27日に撮った同じ土手の様子です。はい、芽は出ていますね。
赤い蕾が見え隠れしていますから、10月になってから咲き出すのかな?

 ヒガンバナは最低気温が20度以下に下がらないと開花のスイッチが入らないといわれていますので、9月の厳しい残暑がよほどこたえたのでしょう。

 いずれにしても、こんなことは私がヒガンバナを撮影し出してから初めての出来事です。
 もう何年かするとヒガンバナは10月の花になるのでしょうか。さらに何十年か経つと「この花はね、昔はお彼岸の頃に咲いたからヒガンバナと呼ばれていたんだよ。」と当時を知るお年寄りが孫に話していたりして。^^;


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