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しょうけそば 竹亭@宇美町
今回は、福岡県の宇美町にある「しょうけそば 竹亭」さんです。
宇美八幡宮を参拝した後、境内の隣にお店があります。立地は最高なのですが、車だと宇美八幡宮の駐車場に気を取られて、ついつい通り過ぎてしまいがちな所にあります。
宇美八幡宮は、神功皇后が応神天皇御降誕の聖地です。宇美の地名は、応神天皇を安産にてお産みになられたこの地を宇瀰(うみ)その後、宇美(うみ)と称されたと言われています。境内は、「子安の杜」と言われ、戌の日は、安産祈願に多くの人が参拝にこられています。
店の前に車が4台程停められる駐車場があり、蕎麦屋というよりは小洒落たうどん屋さんのようです。
しょうけそば 竹亭さんは、ミシュランガイド掲載店で、ビブグルマン(コストパフォーマンスの高い店)を獲得したお店です。店内は、主人がこだわり尽くして作ったとのことです。JAZZが流れ小洒落た雰囲気で、テーブル席、座席席それぞれ4テーブルを配置し、落ち着いた感じです。
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席に通されて、出てきた蕎麦茶がとても美味しくて、印象的でした。
「三立て」にこだわる
ご主人は、一番美味しい時期に採れた秋そばを超低温冷蔵庫で一年分を保管して「採れたて」を実現し、そば殻の「剥きたて」粉を、「挽きたて」「打ち立て」「茹でたて」にこだわっているとのことです。
化学調味料や食品添加物など無駄なものは一切使わず、醤油もメーカー特注の生揚げ醤油や福岡県産丸大豆が原料のものを使用して、出汁もすべて天然ものにこだわってつくっているそうです。
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お蕎麦は十割そば
こだわっているだけあって、香高いお蕎麦が出されてきました。
流石に、うまい!!
あっという間に完食。一人前にしては少し少なめの量です。しっかり食べたい方は大盛りをお勧めします。
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店名の「竹亭」とは、この店の近くにに元々あった、築150年の「竹亭」という竹造りの茶室から名づけたとのこと。
では、「しょうけそば」とは? 「しょうけ」とは、竹で編んだザルの一種である笊笥(そうけ)が訛ったもので、店で出されるもりそばは、ざるそば=しょうけそばのようで、「しょうけ」に盛られて出されてくる。近くには神功皇后が宇美八幡宮で応神天皇をを出産した際にショウケの籠に入れて峠を越えた事からその名が付いたショウケ峠があり、この地域では「しょうけ」という言葉に馴染みがあるのだと思う。
さらに、こだわりの強い店主が、メニューの中に「竹亭のこだわり」を掲載しているので、そばを待つ間に読み合わせると良いです。
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さて、この日は食べなかったが、竹亭では天ぷらにもこだわりがあるようで、テーブルに置かれたそば塩で天ぷらを食べるように勧められる。
また、鴨汁そば(鴨南蛮)も有名なようで、もりそばだけを食べるより天ぷらと蕎麦、鴨汁そばのセットものを食べている方が断然多い気がした。
ぜひ次回食べてみよう!
今日も神様巡りと蕎麦巡りができて、満足な1日でした。これに温泉があれば大満足なのに・・・・
店名: しょうけそば 竹亭
住所: 福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目7−1
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