木の温もりに包まれる 手打ちそば優心@小国
私の週末の贅沢は、ちょっと遠出をして昼食にお蕎麦をそして温泉に入って帰ってくることです。
しかしコロナ禍もあって、なかなか行きだせずにいましたが、今日はリフレッシュのために、Go!Go!Go!です。
そこで、前々から行ってみたいと思っていたお蕎麦屋さんへやっと行くことができました。
実は、今までも何度か訪問したのですが、満席だったり、定休日だったりして、なかなか入店することができませんでした。
本日は、念願かなっての初入店です。
さて、ここは熊本県小国町にある「手打ちそば優心」です。
小国の昔ながらの街並みに佇むこじんまりとした蕎麦屋さん。
お店の目の前には、けやき水源があり、阿蘇溶岩の隙間から水が湧いていて水神様がお祀りされています。
水神様は福運を呼ぶと信じられ、けやき水源はパワースポットとして知られています。
また、すぐそばには小国両神社もあり、ご利益だれけです。
お店は、小国杉を使った格子が印象的な外観です。
では、入店。
ちょうどお昼時で、店内は満席。
順番待ちの手配をしていただいて、案内では15分程の待ち時間でした。
店内も小国杉をふんだんに使った設えとなっていて、格子から溢れる日差しが柔らかで、ナチュラルな風合いと木の温もりに包まれます。
早速、ざるそばを注文しました。
お蕎麦が来るまで、蕎麦茶をいただきました。
この蕎麦茶がめちゃくちゃ香ばしくて、癒されます。
小国産のそばの実で、自家製粉でこだわりの挽き加減作られているそうで、徹底した水分管理によりコシが強く、喉越しの良い細切りの蕎麦が特徴。
10対1の割合で打つ”外一そば”とのこと。
旬の時期(11月頃)には味・香りが強い小国産そばも提供します。
・・・・と、カウンターに優心さんのお蕎麦の説明が書いてありました。
確かに、綺麗な細切りのそばです。
外一そばには見えませんでしたが、食べてみると「旨い!」
蕎麦の香りが立って、喉越しの良いお蕎麦です。
これだと何枚でも食べられそうな感じです。
本日は、特別にこんにゃくのお稲荷さんがサービスでついてきました。
こんにゃくの稲荷???
前にも一度こんにゃくのお稲荷さんを食べた記憶がありましたが、もう味も忘れてしまってます。
味が想像できずに、恐る恐る改めて実食。
「旨い!」
しっかりとこんにゃくが煮込まれていて、それでいて主張しすぎず、ちゃ〜んと稲荷寿司になっている。
「ああぁ〜〜もっと食べたい」そんなお稲荷さんです。
サイドメニューから鴨のネギ焼きを注文。
しっかりと炭火で焼かれた鴨が香ばしく、美味しいです。
また、ネギの美味しいこと美味しいこと、「これを注文して正解!」
孤独のグルメの井之頭五郎にでもなった気分で、心で呟いていました。
ちょうど良い頃合いで、熱々の蕎麦湯が来ました。
ここの蕎麦湯は、ドロドロ、濃い濃いです。
ちゃんとした蕎麦湯を飲ませていただいてる感じです。
「ああぁ〜 これも自分好み」
このために少しだけ残しておいた、ワサビとネギが活躍します。
お蕎麦の〆って感じです。(笑
カウンターには、蕎麦屋の指南書2022なるものが貼ってありました。
店主の戯言です、と書いてありましたが、とてもユニークです。
当然お蕎麦は美味しいのですが、お店の皆さんが丁寧な仕事と心温まる接客で、とても素敵な良い店でした。
いつも満席なのが分かる気がします。
実は、お品書きをちゃんと見てなかったのでわからなかったのですが、隣の人が天丼を食べていて、少し失敗した気分でした。
それは、天丼を注文すると、天丼とざるそばがセットだったのです。
ああぁ〜両方一度に味わえたのに〜〜って感じでした。
しかし、それだとこんにゃくお稲荷さんは食べれなかったので、これはこれで大正解だったと思います。
きれいな水の湧く場所で、こだわりのそばの実から作られる美味しい蕎麦、ぜひまた訪れたいお店の一つになりました。
ここを訪れる際は事前に電話で予約するのが良いと思います。
と言いながら、あまり知られたくないお店の一つです。
さて、どこの温泉に入って帰るかな〜
店名: 手打ちそば 優心
住所: 熊本県阿蘇郡小国町大字宮原1635-5
URL: https://www.facebook.com/SobaYushin