隠れ家的なそばの丘@宗像
手打ち蕎麦のそばの丘です。
宗像蕎麦屋の1軒で、宗像というよりは赤間に有るお店です。
北九州市内から国道3号線を城山トンネルを越えて長い坂道を降ったら、
右に曲がり、さらに突き当たりを右にしばらく行くと目印の看板を
左に曲がり、農道をクネクネと進んだ先の集落の中にお店があります。
すごくざっくりな説明ですが、隠れ家的な場所にあります。
お店自体が、農家さんのお宅なので、ついつい通り過ぎてしまいます。
のぼりを目印にしてください。
さて、店内に入ると
座敷席とテーブル席が用意されていて、20席前後だと思います。
立派なお屋敷で、昔は庄屋さんか何かのお宅のような感じです。
そば茶と一緒にメニューが運ばれてきました。
メニューには、冷たいそばとして二八と十割があります。
温かい蕎麦の他に温かいうどんもあります。
しかし、蕎麦とうどんの種類が多いのにびっくりします。
本格的手打ち蕎麦の店だとそれほど多くのメニューがないのですが、
こちらは、
かけ、月見、きつね、肉、山菜、花巻、海老天、あんかけ、
そして、チャーシューそばや鉄板そばなるものがありました。
サイドメニューに、
天ぷら、地鶏焼き、とろろ、山葵の茎漬け、そば味噌、そば味噌田楽
デザートは、
そばがき、そばぜんざい、そばプリン、そばシフォン、アイスクリーム
書ききれないほどのメニューです。
メニューの下に、
蕎麦粉は、熊本産、北海道産を使用し、
山葵は、長野県農家直送の安曇野本わさびを使用とのことでした。
この日は、すでに十割蕎麦が品切れだったので、
二八のせいろとおむすびを注文しました。
御膳が運ばれて、少し驚きます。
季節がよければ、わさびが一本付いてくるのですが、この日は無し。
小鉢は、そば味噌だったり、サラダだったりします。
おそばは、少し太めかな。
しかし、しっかりとした蕎麦の香りも強く、シコシコとした食感。
何枚でも食べれそうです。
旨し!
蕎麦屋に行っていつも気になるのが、とろろと地鶏焼きです。
席についた時から地鶏の香りがしていたので、たまらず注文しました。
炭火で焼いた香りは、食欲をかき立てます。
脂の乗った地鶏には、柚子胡椒を添えていただきました。
御馳走様です。
この店は、小洒落た感じでもなく、
古民家というよりは、農家の母屋なので、
田舎のばあちゃん家に遊びに行ってきたような、感じです。
なので、肩肘はらず落ち着けるお店です。
メニューにも有るように、店主の創作意欲も感じるお店です。
近くには、造り酒屋も有るので、
蔵開きのついでにお蕎麦で〆て帰るのもありだと思います。
店名: そばの丘
住所: 福岡県宗像市武丸1387
定休日: 月曜日