♯6.電話でのがん告知

2023.12.18
月曜日、週末の処理のため何かと忙しい曜日です。翌日、大腸内視鏡手術の病理検査の結果確認のため午前休をとる予定もありかなりバタバタと仕事をしてました。
14時過ぎに知らない固定電話から着信です。消化器内科の医師からでした。初診で、多分がんではないでしょうと見立ててくれた先生です。
先生忙しくて、検査結果、簡単に電話でのみになったのかなぁと呑気に考えつつ離席し、廊下にでました。
この時は知らなかった、検査結果前の病院からの電話は悪い内容のことが多いなんて…
電話の内容は病理検査の結果は悪性腫瘍、内視鏡で取り切れなかったがん細胞が10%リンパに残っている可能性がある、外科的処置をお勧めすると言うものでした。がん告知です。
これをかなりマイルドに気を使って説明してくれました。
わざわざ電話をくれたのはお正月前なので、年内に詳細がわかるようにとCT検査と消化器外科の外来の予約を既に確保してくれており、日程の案内と私の予定の確認の為でした。消化器外科外来なんて、時間は未定、とりあえず予約日の朝来て待っててと、ねじ込んでくれた感が満載です。
びっくりしました。ただ、病気の進行度合いからは急ぎてはないとのことなので、本来、明日の外来時でよい話なのに、わざわざ検査の日程等を予約を確保してくれた上で、電話をくれたことがありがたかったです。お礼を言って詳しくはまた明日と電話を終えました。
場所は会社の廊下、初診の感触から完全に安心しきっていたので思いもかけないがん告知です。動転して、そのまま何も考えず直属の上司に報告し、上司も動転させました。
その日は眠れなかったです。色々調べて、とりあえず明日の受診用にノートとペンを夜中コンビニに、買いに行きました。質問事項をまとめて明日に備えました。

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