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わたしの大学生活 3年生後期編

4月になってしまったけれど、途中で止まってしまっていた大学生活振り返りの続きを。

大学3年生前期編もあったりします。


『新しい世界での自分探し』

大学3年生後半は、1年間の留学を終えてからの期間。
そんな半年にタイトルをつけるならこれかなと。
自分について、改めて深く深く内省したのがこの時期でした。
それに伴って、新しい世界へも足を踏み入れてみたり。
もがくことも多かったけれど、この時期があったからこそ得られたものもたくさんありました。

帰国後の燃え尽き症候群

日本の真夏の蒸し暑さを忘れかけた頃に、約1年間の留学を終えて帰国しました。
当時は2週間隔離が義務付けられていたため、宿泊先を確保してなんとか入国。
さて、2週間部屋の中だけで何をしよう・・・
夏の短期インターンシップがスタートしていたので参加してみたり。(この時期にはすでにオンライン参加が主流に。隔離生活の私にはとてもとても有難かった。)
大学の友人とzoomで朝活をしてみたり。
帰国間際は最後の晩餐(という名のただの外食)が続き、身体をリセットするためにプチファスティングをしてみたり。
色々していたけれど、常に私の頭の中はある疑問が付き纏っていました。

「私って、これから何がしたいんだろう」

中学生でアメリカに1ヶ月留学した頃からずっと持ち続けていた「長期留学へ行く」という目標。そのために中高では英語の勉強を特に頑張ったし、大学も英語を学べるところを志望して入学しました。
そんな、私にとっての10代最大の目標を達成することができた。
でも、あまりにも大きな目標だったが故に、次に自分が何を目指して頑張ればいいのか全くわからなくなったんです。
まさに燃え尽き症候群…。
あの頃の私は、真夏の外で一生を全うしたセミたちの抜け殻そのものでした。

オンラインボランティアとの出会い

そんなもぬけの殻状態だった私。
「これじゃいかん!!!」
と思い立ち、パソコンを開いて片っ端からイベント、セミナー、講座を検索しまくりました。
とにかく何かをしたかった。とにかく動きたかった。
次の一歩はどちらに踏み出せばいいのかを見つけ出したかった。
そんな中で見つけたのが、オンラインで子どもと関わるボランティア。
参加するボランティアをちょうど募集していたんです。
「これだ…!私が次にしたいこと!」
それはもう直感に近かったと思います。気づいたら「説明会参加」をクリックしていました。
実はこの活動が、その後の私に大きく影響を与えてくれるものになりました。
このコミュニティで出逢った子どもたちやボランティアさん、ここで経験したこと全てが私をさらに変えてくれました。
燃え尽きていた私をこの活動が救ってくれたと言っても過言ではないです。

内定先との出会い

心配性な性格もあって、留学中からちょこちょこオンラインの企業説明会やインターンシップに参加していました。
そこで出逢った企業の一つが私の就職先になりました。
その企業の選考を受ける中で印象に残っていることが。
最終面接(相手は企業の代表)の時に、
「教育で大切にしていることはなんですか?」
という逆質問をしたんです。すると代表からこんな言葉が。

「子どもたちの目標はなんでもいい。そこに辿り着くまでの過程を大切にしたい。」

この回答をもらった時、それが私の心にスッと入ってくる感覚がありました。
ときに教育現場では、結果重視になってしまうこともあります。レベルの高い学校に合格するとか、テストでいい点を取るとか、通知表で「とても良い」をもらうとか。
でも、きっとそれだけじゃない。もっと子どもたちの目標とかゴールって広くて多様でいいと思うんです。
Youtuberになるでもいいし、世界一周するでもいいし、漫画家になるでも全然いいと思うんです。
そのために自分がどう努力するか、それが学べたらいいんじゃないかなと。
「こんな考えを持っている人たちと一緒に働きたい」
純粋にそう思ったんです。
オンラインで受けた最終面接は、画面越しからでも伝わる社長のオーラに圧倒され、開始1分で足がガクガクしていたということも含めて、今でも鮮明に記憶に残っています。

おうち時間が増えたことではまったこと

「stay home」なんて言葉に聞き慣れ始めた頃。
家にいる時間が増えたことで、自分の好きなものも増えました。

たとえば、キャンドル。
寝る前は間接照明がいい、という情報をゲットした私は、前から気になっていたキャンドルライトを思い切って購入!
このキャンドルライト、キャンドルに火をつけずとも香りを楽しめる超優れものなんです!
それからというもの、お気に入りのキャンドルを求めて、暇さえあればInstagramやサイトを眺めたり、キャンドルのお店を検索して訪れてみたり。
(この時から、アロマとかキャンドルとかに対するアンテナの感度が高くなりました。)

夜寝る前の私といえば、ゆるゆるとストレッチしたり、本を読んだり、日記を書いたり、電話を繋いでお話したり。
そんな私のリラックスタイムは、あの優しくて温かいオレンジ色の光がいつも素敵なものにしてくれています。

「正しい選択」じゃなくて、「選択を正しくすること」

ありがたいことに、周りよりもかなり早くに第一志望の企業から内々定をいただきました。
でも、あまりにも早すぎて(3年の11月くらい)ちょっと不安だったんです。

「本当にこの企業でいいのかな?」
「もっと私に合う会社があるんじゃないかな?」
「みんな就活頑張ってるのに、私だけ終わらせていいのかな?逃げにならないかな?」

「これって、本当に正しい選択なのかな」

そんなふうにぐるぐるしている時、偶然知り合いと就活について話す機会がありました。
その時に言われた言葉。

「それが正しい選択かどうかなんて、今は誰にも分からないよ。
だから、これからあなたが働く中で、自分の選択が正しかったって言えるように行動すればいいんじゃないかな」

本当に素敵な考え方をいただいたと思います。
誰も、今の自分の選択が合っているのかどうかなんて判断できない。
良かったかどうかは、未来の私が決めること。
だから、未来の自分が
「あの時の私、この選択をしてくれてありがとう!」
って言ってくれるように行動を起こしていけばいいんだと。
それって、どんな選択をしたとしても自分次第で「正解」にできるってこと。

なんだか、とっても自由な気分になったんです。
今までのモヤモヤもどこかへ飛んでいきました。
「未来の私に『ありがとう』って言ってもらえるように頑張ろう!」
と思えるようになりました。

実はこの言葉、2年前にも聞いたことがあったんです。
何かのドラマで聞いたセリフでした。

「大切なことは正しい選択をするかではなくて、自分がした選択をどう強く生きるかだ。」

この言葉は、それからの私の人生の色んな局面で背中を押してくれたものです。
それを改めて思い出させてくれた知り合いの言葉に感謝です。

「私って何がしたいんだろう」を問い続けた半年

人って、やっぱり目標とか目指すものがあると頑張れるんだなと感じた半年でした。
この期間に見つけたことや得た価値観は、次の大学4年生での経験とかなり深くつながりました。


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