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2022年の円安とインフレ対策

昨今の金融経済のお話とインフレなどの対策についてお話ししたいと思います。

今世界は危ない状態になりそうです。そんな馬鹿なと思うかもしれませんがまぁよかったら見てください。

最悪の場合食料危機なども起こり得ると思います。

今までのグローバル経済に変化が訪れる可能性もあります。

身近な話で言うと食料の価格がどんどん上がっていますよね。

ロシアとウクライナの戦争とサプライチェーンの混乱はまだ続きそうですので、コモディティの価格はまだ上がります。それにコロナの治療薬も出来ていませんのでサプライチェーン問題も完全には解消するのはまだ先そうです。これらのネックはそう簡単に解消されません。米国を始め他国ではインフレがどんどん加速しオランダなどではスーパーに品物が置いていないこともあります。

日本も徐々にですが品物の値段が上がっていっていますよね。

対策としては、円で資産を持っているなら少しStockと呼ばれる。株式に投資することがリスクヘッジになるのでお勧めしたいです。株式はインフレに強い資産です。

これから日本でもインフレは加速します。円はまだ世界から売られる余地を残しています。因みにに2%のインフレ率を日本はこの度達成しました(100万円持っているとその価値は実質98万円です。買うりんごの値段が上がるためその価値になる)

日銀は国債を無期限に買い入れていますが、この政策で円安に強く傾いてしまっています。これは少しだけ良い部分もあります。日銀が方向転換をする可能性も考えられますが、日本の国債の残高を考えると、利率を上げた瞬間に債務超過に陥る可能性があるため、円安の梃入れはまだもう少し掛かるかもしれません。日銀の所有する国債の残高は既に500兆を超えているため、金利を少しでも上げるとP/Lは瞬く間に悪化します。たしか直近で純資産は5兆ほどしかなかったはずなので、金利を数%上げると直ぐに債務超過に陥ります。

日本銀行券という通貨を所有するのもリスクがあるということですね。

少し良い分があるといいましたが、円安になると円安で儲ける企業があります。円を持っていても価値はどんどん減っていくので(これはインフレプラス円安ダブルパンチ)これらの企業の株式に円を少し変えておく良いと思います。

LINE証券やネオモバイル証券であれば1株から買うことができます。

銘柄選定が難しいのであればTOPIXが良いと思います。TOPIXとは時価総額加重平均のETFで、要するに日本株全部入りです。勝手に時価総額順に入れ替えて最適化してくれます。リスクとリターンの一番バランスの取れた最高の商品と言えます。もし少し攻めたいならエネルギーセクターのETFはまだ上昇余地も残してるかもしれません。

自分もエネルギーの関連株を買っています。(石炭

)昨今日本でも米国株は人気でS&P500やNASDAQ100(レバナス)VTI、の米国指数の商品に活況があり、色んな人が買っていたと思います。今は高値から大きく下落しましたが、米国指数の下落相場はまだ終わっていない可能性が高いです。 (テクニカル的には一時的に13000ドルまで戻る可能性があります。)2022年の金融相場ではデリバティブが当たり前で、その仕組み上、誰かがデリバティブ商品を買うと証券会社はヘッジで現物株を買う必要があります。(つまり借金が膨らむのが当たり前になっています)お金でお金を増やしそのお金でまたお金を増やすという繰り返しがおきていました。しかしそれは実体がないものなのでバブルが弾けるとともにある程度消し飛びます。

現在の米国株バブルはFRBの異次元緩和もありましたが、それ以前から積み立てたジャックポットも含めた大規模なバブルです。もちろん実際に企業のEPSも高まっていますので、10年前の株価に戻る事はないですが、今回のバブルはITバブルやリーマンショックより大きい可能性があります。リーマンショック時であれば不動産バブルが原因でしたが、今回は全てのモノがバブルで弾けていると言う状態です。仮想通貨やデリバティブはもちろん金や不動産。更に言うと米国だけではなく中国もバブルがバースト中です。

中国の話まですると更に長くなってしまうので割愛しますが、まぁかなりやばいです。日本でいう三菱地所がぶっ飛んだと思えば良いでしょう。(恒大集団)その後ろに行列ができている状態らしいです。

因みにテクニカルで言うと、現在エリオット波動の第4波動つまり調整に入った可能性があります。エリオットでは5波動が、最後になるので7/20現在の上昇が仮に4波動目の戻りだとしたら最後の5波動が残っています。最悪の場合はNASDAQ100は9000ドル付近までまで下がる可能性があります。日本株の日経平均は円安の効果もあり下値は比較的堅いのではと思っていますが、どうしても連れ安をするので、もし日本株に投資するのであれば2022年内で日経平均株価25000-26000円の範囲内で少しずつ投資すれば、今回のインフレと円安に対抗する力になると思います。

株式投資での考え方でセクターローテーションという銘柄テーマのローテーションがあり、現在は景気後退期に入っているので防衛関連株が強いです。代表的なのがNTTです。とても優秀な株です。

それから株式投資の考え方として株を買った瞬間に株主になります。業績の良い株を持ち続ければ持続的に利益を得ることができます。

長期で米国株も悪くはないと思うのですが、日本株へのサイクルターンが来る可能性があり、もしリスクを分散したいと考えるのであればオールカントリーインデックスという全世界株式が安定だと思います。

まだまだインフレは終わらないと思います。インフレや食料危機などでいざという時はお金が必要になると思いますので、少しでも対策を取ることで家族を守ることができると思います。

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>エミン・ユルマズ. エブリシング・バブルの崩壊 (集英社学芸単行本) (p. 44). 株式会社 集英社. Kindle Edition.

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