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「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」から、生きていく基礎知識を再確認した

最近、こちらを読み返していました。

今回こころに響いたのがコレ。

今、理不尽な暴力に立ちすくんで、身動きができずにいる人は、もう分からなくなっているんです。だからそうなる前に、逃げていいんだという知識を先に入れておくしかないんです。

西原 理恵子. 女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと 【電子特典付き】 (角川書店単行本) . KADOKAWA / 角川書店. Kindle 版.

逃げるのは情けないこと。
我慢することは尊いこと。
続けるって素晴らしい。
誰かを見放すことは良くない。

そんなものが、周囲には漂っているわけでして、空気や顔色を敏感に感じとりながら頑張ってきた人ほど、いざというときに理不尽な暴力に立ちすくむしか術がなくなってしまう。

そして暴力ってなにか・・・を再確認。

今、あなたが本当はつらいんだったら、たとえ殴られていなくたって、それは暴力です。たとえば、交友関係や仕事のことを中傷されたり、あなたの人格を否定されたり、両親をバカにされたり、携帯を見られたり、物を隠されたり、自分が理不尽な仕打ちを受けていると思ったら、それは、すべて暴力なんです。

西原 理恵子. 女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと 【電子特典付き】 (角川書店単行本) . KADOKAWA / 角川書店. Kindle 版.

逃げるのが情けないなら、意志ある撤退を。
我慢に価値を感じるなら、新たな環境でのチャレンジを。
続けることの意味を重んじているなら、自分の健やかさの継続を。
誰かより、自分を見放さないで。

「女の子」に限らず、人間社会で生きていくための基礎知識として、多くの方にお勧めしたいです。

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