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どんな家が2025年LA火災で生き残ったか
これは2025年1月13日に公開されたKriston Capps氏による取材記事の中で印象に残ったところを抜粋したものです。記事リンクは最後に記載。カバー写真ソース:Greg Chasen氏のX投稿
建築家・Greg Chasen(グレッグ・チェイセン)氏が設計した家
No words really - just a horror show. Some of the design choices we made here helped. But we were also very lucky. pic.twitter.com/kpqfiRj49M
— g chasen (@ChasenGreg) January 9, 2025
2024年夏設計・建設した新築住宅が2025年初頭、LAのパシフィック・パリセーズの火災で生き残った。チェイセンは「幸運が最大の要因だった」と認めつつも、「それだけではなかった」と語る。
火災を防ぐためのベストプラクティス
庭は現場打ちコンクリート製の壁に囲まれ、家主は以前にも火災を経験していたため、周囲からゴミ箱やその他の物を撤去し、フェンスを開放しておくなど事前に備えていた。
家の側面には軒や張り出しがなく、高風による火の粉が滞留するのを防いでいる
屋根には火花が入らないよう換気口が設けられていない
金属製の屋根材の下には防火材が使用されていいる
家のデザインはシンプル(モノポリーハウスのよう)で、複雑な屋根構造や突起部が火災に弱い箇所になるのを避けている
壁には1時間の耐火性能がある
デッキにはコンクリートや鋼鉄並みに耐火性のあるクラスAの木材を使用
窓には強化ガラスが使用され、正面には耐熱加工された木材が採用
Clive Dawson(クライブ・ドーソン)氏からのアドバイス
グレッグ・チェイセンの義理の父で40年間マリブで住宅を建ててきた建築家
新しい住宅は、はるかに厳しい建築基準を遵守する必要があります。パシフィック・パリセーズの一部の住宅は築90年で、ほとんど火災対策が施されていなかった。家を改築すれば、これらの変更を加えて非常に耐火性の高いものにできます。でも、ほとんどの人はそういったことをしません。新しいキッチンやバスルームの方に関心があるのです。
彼が1980年代に建てた家は、2018年のウールジー火災の際に近隣で唯一焼け残りました。建物の向きや外装材、特に金属製の屋根や軒が、火災が屋根内部に引火するのを防いだのです。これがほとんどの家が焼け落ちる原因だといいます。
火災がどの方向から来るかは大抵わかります。それを念頭に置いて設計することで、大きな違いを生み出せるのです。
このnote記事のソースについて
上記メディアについてのChat GPTによるレビュー
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