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運動神経と自己肯定感の関係
「自己肯定感が高い人は運動神経が良い」というニュースを耳にしました。
しかし、「逆ではないか」と思ってしまいました。
つまり、運動神経が良い人が自己肯定感が高いのでは、と考えたのです。
実際はどうなのでしょうか。
運動神経が良い人は、成功体験を重ねることが多いため、自信を持ちやすく、その結果、自己肯定感が高まるという流れが想像しやすいです。
実際、運動神経が良い人は子どもの頃からスポーツなどで褒められる経験を積みやすい傾向があると言われています。
その結果、自己肯定感が育ちやすいという可能性が高いようです。
一方で、自己肯定感が高い人は新しいことにも積極的に取り組むため、結果として運動能力が向上するという見方も成り立つかもしれません。
こうした関係性は一方向だけでなく、相互に影響を及ぼし合うものなのかもしれません。
たとえば、自己肯定感が高いことで、失敗を恐れずに練習を重ねられる人が運動能力を伸ばすケースも考えられます。
結論として、「どちらが先か」というよりも、自己肯定感と運動神経は互いに関係し合いながら発展していくことが多いのかもしれません。
この点については、心理学や教育学の分野でさらなる研究が進められると、より明確な答えが得られるのでしょう。