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生命体が存在する可能性のある星

今のところ確かな証拠はありませんが、地球以外に生物が存在する「可能性」がある星(天体)として、次のいくつかが有力候補として挙げられます。

・火星
…火星は地球に最も近い惑星の一つであり、かつて水が流れていた証拠が多数見つかっています。
現在も地下に氷や液体の水が存在する可能性があり、過去に微生物が存在したか、または現在も存在する可能性が議論されています。

・エウロパ(木星の衛星)
…エウロパは木星の衛星の一つで、表面は氷で覆われていますが、その下に巨大な海が存在すると考えられています。
この地下海には、地熱や潮汐力によってエネルギーが供給されている可能性があり、生物が存在する可能性があります。

・エンケラドゥス(土星の衛星)
…土星の衛星エンケラドゥスも地下に液体の海を持つとされており、そこから水の噴出が観測されています。
噴出する水には有機物質が含まれており、生命の痕跡が存在する可能性が示唆されています。

・タイタン(土星の衛星)
…土星の衛星タイタンは、地球以外で唯一、液体の湖や河川が存在することが確認されている天体です。
ただし、その液体は水ではなく、主にメタンやエタンで構成されています。
それでも独自の生命形態が存在する可能性が議論されています。

・プロキシマ・ケンタウリb
…プロキシマ・ケンタウリbは地球から約4.2光年離れた、プロキシマ・ケンタウリという恒星の周囲を回る惑星です。
ハビタブルゾーン(液体の水が存在できる領域)内にあり、地球に似た環境を持つ可能性が考えられています。

これらの天体は、生命の存在が確認されているわけではありませんが、科学者たちはそれぞれの天体における生命の可能性を探る研究を続けています。

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