夜顔 続報
朝顔と夜顔の鉢に段ボール箱をかぶせたので、鉢に直射日光が当たらなくなった。
日光の熱をはじくように、箱の上に白いタオルも掛けた。
相変わらず日が落ちてから水やりをしていたが、朝になっても土が湿っているので、水を吸収していないのだと思った。
そこで、夕方段ボール箱を外して水をやっていたのをやめて、水は朝たっぷりやるようにした。
鉢が小さいから夕方の水やりをまったくやめてしまうと、上の方の葉がくたっとしてしまうので、夕方も少しだけ水をやっている。
来年はもう少し大きい鉢にしようと思う。
夜顔の花は毎日大きな蕾がついていたが、今にも咲きそうでなかなか咲かずに、朝になって見ると蕾のまましおれていたことが2度もあった。
蕾がまだ細くて咲きそうもないので、開くのは翌日かなと思っていたら、夜中に咲いたらしく朝見たらしぼんでいたのもあった。
開くときに香りがするかどうか確かめたいのにできなかった。
ここ何日か仕事が忙しくて夕方は疲れてしまい、蕾をチェックしなかったのだが、昨日の朝、白い大きな花が咲いていた。
いつ咲き始めたかはわからないが、もし夜のうちに開いたのだとしたら、朝水をやるようにしたから、朝まで咲き続けていたのかもしれない。
斜向かいのお宅では朝のうちに水をやっているだろうから、それで朝咲いているのだろう。
花は伸びたツルの上の方で咲いていたが、お昼頃にはしぼみ始めた。
私の座っているところからギリギリ見える位置だったので、これから咲く花は窓際に行って見上げなければ、デスクに向かって椅子に座ったままでは見えないだろう。
と思っていたら、案の定、今朝はもっと上に咲いていた。しかも2つも。
ベランダから身を乗り出して写真を撮っていたら、外に出ていた斜向かいのご主人がシャター音で振り向いたので、「おはようございます」と声を掛けた。
上と下とで少しお喋り。朝っぱらから。
土曜日だから朝寝坊しているご近所さんには迷惑だったかも。
朝顔2本と夜顔1本、3本のツルがグリーンカーテン用のネットをスルスルとよじ登り、もつれあってベランダの天井でとぐろを巻いている。
上の階のベランダが天井になっているので、その上に登ることはできない。
行き場を失ってベランダの向こうに長く伸びたツルが、ゆらゆらと宙に揺れている。
下の方はネットが透か透かなので、そこにもっと葉を繁らせたいのだが、今からどうすることもできずに、来年はどうしたものかと思案している。