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友人たちの手作りポーチ

 友人たちが送ってくれた可愛いきれいな化粧ポーチは、化粧品ではなくいろんなものを入れて整理するのに役立てている。

 紀子さん手作りのキルトの猫のポーチにはハンコを入れている。
 銀行印や大事なハンコをそれぞれケースに入れたまま、まとめてこのポーチに入れている。
 このくすんだ青紫色は私の大好きな色。
 紀子さんは手芸が好きな仲間とカモミールの会というのを作っていた。
 ときどき集まって、お喋りしながら趣味の針仕事をする会だったらしい。
 彼女は雰囲気のあるハンカチや洋書の小さな飛び出す絵本など、私の気に入りそうなものを見つけては送ってくれる名人だった。


 グレー地に猫柄の布でポーチを作ってくれたのはあつこさん。
 濃いサーモンピンクの縁取りが効いている。
 あつこさんも手作りが好きで、ビーズで根付けにする赤毛のアン人形を作ってくれたりした。
 このポーチには母の写真と猫たちの写真を入れて、外出時に使うショルダーバッグに入れてある。
 何かあってもみんなと一緒にいられるように。



 恭子さんが作ったキルトのポーチ。


 恭子さんは「硬膜の水漏れ」に書いたように縫い物が得意で、端切れできれいなものを縫っては送ってくれた。
 これには災害時持ち出し用のポケットタイプの携帯ラジオと、手回しでラジオと懐中電灯が使えるようになる手回しラジオライトを入れている。


 この手回しラジオライトは東日本大震災が起きた後で、社長がみんなに配ってくれたものだ。
 電池がなくてもレバーを起こして回せば発電できる。
 幸いなことに、まだこれを役立てる状況には遭遇していない。

 手回しラジオライトがどんなものか見たい人はこちら↓


 これは廣子さん手作りのキルトのポーチで、私が虎の門病院を退院した後、退院祝いにプレゼントしてくれた。


 廣子さんは自宅の庭に草花を植えてイングリッシュガーデン風にしていた人で、趣味でキルトのバッグやポーチを作ってホームページで紹介していた。
 その中で、私が気に入っていたピンクのバラの模様のポーチを、それが好きとか欲しいと言った訳でもないのに、以心伝心でプレゼントしてくれたのだった。


 このポーチには、初めて買ったiPad miniの電源ケーブルを入れていた。
 数年前に今使っているiPadを購入したときにiPad miniをリサイクルに出してしまったので、電源ケーブルは不要になった。
 今は何も入れていないが、そのうち何かに使おうと思っている。


 内側の生地も素敵でしょ。って、よく見えないか。

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