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きれいな箱

 友達からもらったお菓子の入っていた箱など、きれいな箱は捨てられない。
 箱をただ取っておくだけでは場所塞げになるので、私は物を入れて整理するのに使っている。
 そんな収納に役立っている箱と、その使い道を紹介しよう。

「わちふぃーるど」の向かいのランプ屋さんで買った、花のカードが入っていた箱には、iPad用のUSBメモリとApple Lightning USB3カメラアダプター、携帯で使っていたmicroSD、iMac用のカードリーダーを入れている


 Twiceで買ったジャグカバーは、Atsuko Matanoの猫の絵がついた木の箱に入れている。
 この箱はお菓子が入っていた空き箱ではないが、ジャグカバーを入れるのにちょうどいい。


 ダンキンドーナッツでキャンペーンをやっていたときに6個入りのを買ったら、こんな箱に入れてくれた。


 Atsuko Matanoの渋い色合いのイラストが可愛いくて、とても捨ててしまえないので、丁寧に中を拭き、持ち手の部分を中に折って両面テープで貼り、郵便物入れとして使っている。
 ドーナッツを買ったのは1994年だから、もう30年も使っている。

 バレンタインデーに神戸の明美さんが送ってくれた、チョコレートが入っていた猫の絵の箱。
 これにはクリップを入れている。


 この箱に入っていたのは「猫の舌」というチョコレートで、なめらかな、薄い、へらのような形が、昔、田園調布のジャーマンベーカリーで売っていた「猫の舌」によく似ていた。

 学生時代に仲の良かったイクコが子供の頃バイオリンを習わせられていて、田園調布の先生の家におけいこに連れていかれると、いつも駅前のジャーマンベーカリーで猫の舌を買ってもらったそうだ。
 おけいこは嫌だったけど、このチョコレートを買ってもらえるのが楽しみだったと言っていた。

 私も田園調布のジャーマンベーカリーでこのチョコレートを見つけ、有楽町にもこの店があることを知って、わざわざ買いに行ったりもした。
 その後、ジャーマンベーカリーは店を閉じてしまい、猫の舌は幻のチョコレートとなった。

 明美さんが送ってくれた「猫の舌」は、ジャーマンベーカリーの「猫の舌」とはパッケージが違うが、中のチョコレートの形は同じだった。
 これはセミスイートだが、昔のはミルクチョコレートだった。

明美さんの送ってくれた猫の舌


 これがジャーマンベーカリーの「猫の舌」


 この2つの箱も明美さんが送ってくれたもので、どちらにもチョコレートを入れている。


 ショートケーキの形の缶にはチョコレートが入っていた。
 小さいキャンドルも付いていて、バースデーケーキのようにキャンドルを立てられるように、缶のフタに窪みが付いている。

 ルノワールの絵が付いた箱にも何かお菓子が入っていたが、何だったか覚えていない。

 

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