観光業の「正体」

NHKのローカル局で、地元の観光業を盛り上げる取り組みに関する番組を放送していた。出てくる連中がことごとく、相変わらずの、無邪気な観光業バンザイな人々で、恐れ入った。

何度でも言うけど、観光業の正体は「community自体の売春」だからね。観光業は売春業なんだよ。やるなとは言わないよ。それでおカネが手に入って良い暮らしができるとか、人並みな暮らしができるんなら、止めないし、それを止める権利は誰にもない(当人が望んでいる限り)。職業に貴賎なし。でも、正体は売春なんだから、もっと、控えめにお願いしたいよ。知事とか市長とかが、その他たくさんの企業のお偉いさんと雁首揃えて、満面の笑みをテレビの画面に晒す、みたいなのはどうかと思う。

その流れでついでに言うと、観光振興のために「協力」してくれる旅行会社さんだの航空会社さんだの大手ホテルさん、それに、「その場所(の自然など)が気に入って」わざわざ他所からやってきたネイチャーガイド系のみなさんだの正体は、まあ、「女衒」

「キミの魅力をほうっておく手はないよ」「稼げるいい仕事があるだけど」「ほら、儲かったでしょ」「それくらいは我慢しなきゃ」「おまえの身はオレが守る」などなど。


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