溝口さんから濱マイクへ
『オリバーな犬』から逆流して、『私立探偵 濱マイク』を20年ぶりに観た(Amazon Primeで)。第1話は流石に「今更感」が強かったが(というか、当時から今更感はあったのだが)、サキサカマモル(咲坂守)、モモナイ(畠山桃内=伊武雅刀)ネタがあったと記憶していた第2話を、そのスネークマンショー引きで、ものは試しに見てみたら、これが相当好かった。つまり、スネークマンショー絡み以外も相当好かった。全体としてあの感じが好き、ということ。ガロ漫画的で。あと、「写真の男」がサキサカマモルだと教えてくれる終始後ろ向きの男は、あれは多分、桑原茂一(声が)。
というか、とにかく、内容を全く覚えてない。当時全話見て、DVD-Boxを予約までして、しかし、突然の引っ越しで買いそこねたくらいなのに、ほぼ何一つ覚えていない。だが、これが逆にいい。無論、観れば、ああこういうのあったね、と思い出す。例えば、エンディングのナレーションを自称ペネロペ・クルスのYOUがやっていたことや、ドラマの中で使った小道具を視聴者プレゼントしていたことも、観れば思い出すが、観なければ、全く思い出せない。今観た第二話にしても、大好きな財津一郎が出て、あんなに活躍していたなんて、すっかり忘れていたよ。
memo:第二話でマイクが住む映画館で上映中の映画のタイトルは「Coffee and Cigarettes」
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