『銀河漂流バイファム』:メモ:15話まで観た

『バイファム』、好いよねえ。見続けるほど好くなっていく。「巨大ロボットアニメです」と「嘘」をついて、じっくりと人間ドラマを描き続けている。「おもちゃ屋を騙して」作った『ガンダム』は、それでも毎回、主人公ロボットが登場したり、無駄な合体をしたり、敵が「毎週のように」新型「ロボット(モビルスーツ)」を繰り出したりして、「巨大ロボットアニメ」の「義務」の実践を強いられていたから、それと比べると「表現の自由」を手に入れてるなあ、と思う

で、今回の15話を観ていて思ったけど、それぞれまったく源を異にする進化の果てに高度な知的生命体となった異星人同士の姿形が、互いにそっくりになる確率って、どれくらいなのだろう? フツウに想像したら、似たとしても、まあ、『スターウォーズ』や『コブラ』に登場する異星人同士の感じだろう。『バイファム』のように、医学的によーく調べなければ見分けがつかないくらいソックリなら、それはきっと、もともとは同じ「種」くらいのものだったと考えたほうがいい気がする。『イデオン』の地球人とバッフ・クランもそうだよね。コッチの場合は混血児までできるのだから、生物学的には、異種どころか同種だよ。

日本のアニメに多い、地球人ソックリの異星人は、物語自体が、地球人同士の争いの暗喩メタファーになっているからなのは、勿論、承知しています。

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