皆で1つのことをしてたら会社が回らない。チームワークの考え方 「わたし、定時で帰ります」1話
久しぶりの個人note。「ヒトやモノやコトの魅力」を伝える仕事をしていますが、自分の発信は怠ってしまいがちな私です・・・。
今日書くのはドラマレビュー的なやつ。実は私、昔からドラマが大好きなんです。
大学の時は、テレビ局のドラマ制作に絞って就活していたこともあったほど。当時いきたかったフジテレビには、局長面接(たしか7次面接くらい)で落ちた苦い思い出がありますw
最近は、私もテレビドラマだけではなく、HuluやNetflix、YouTubeなどを観る時間がかなり増えましたが、どれも明日への活力を与えてくれる最高に手軽なエンタテインメントには変わりはないと思っています。
さて、そんなドラマ好きの私が最近観ている1つに「わたし、定時で帰ります」(火曜10時、TBS)があります。
タイトルだけを見た時は、「仕事・プライベートの切り分け的な話かな?」と思いきや、どうやらそんな単純な構造でもなくて。
仕事や仲間に対しては一生懸命なんだけど、とにかく効率志向というのが今のところの主人公の印象。
そんな1話で印象に残ったコトバはこちら。
「みんなで1つのことをしてたら会社が回らないよね」
「私たちは私たちの仕事をする。で、手を貸してって言われた時は、手を貸す」
吉高由里子さんが演じる主人公・結衣の発言です。
ものすごく共感しました。
私自身は「仕事を遊びにし、遊びを仕事にする」を目指している人間で、仕事・プライベートを切り分けるタイプとは程遠く、このドラマで主人公に共感できる部分なんてないと思っていました。
でも、これには共感しかない。
これって、結局はチームワークに対する考え方だと思っていて。
私の考えるチームワークって、単純に「みんなで1つのことをやる」「なんでも助け合う」っていうのとは少し違うんですよね。
各々が、“自分だから発揮できる価値”を持ち寄り、それが合わさって結果的に1つになるっていうのが、私の中のチームワークのイメージ。
だから、いつも一緒にいて、なんでも一緒に決めていく必要はないと思っていて。誰かが圧倒的に得意な分野についてはその人に任せて、私は私にしかできない役割を探すということを常に意識しています。
私が今リモートワークを実践&推奨しているのは、このチームワークの考え方が基であり、シンプルな理由。
(誤解されがちですが、「リモートワーク=一人で仕事したい」ということではないんですよね)
それに、みんなで助け合いすぎると、結局誰が担当者なのかが曖昧になって、責任の分散が起こるというデメリットもあります。
「みんなで1つのことをしてたら会社が回らないよね」
「私たちは私たちの仕事をする。で、手を貸してって言われた時は手を貸す」
これって、全然冷たいことではなくて、むしろチームや組織のプロフィットを最大限に考えた発言だと思うんだよなぁ。
でも、やっぱり多くの人には冷たく聞こえるのかしら?
ドラマは今6話まで放送されてしまっているけど、遡って2話、3話とレビューしていきたいと思います^^